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酒場で居合わせた者と世間話を弾ませていたところ、10月も半ばに差し掛かっていることにようやく気づいた。
修練会などで忙しかったとはいえ、贈り物の日やハロウィンが間近に迫っていることに気付かず、驚愕したのだった……。
セシリアと仮装の話をした。
どうやらセシリアは、ハロウィンの仮装に「天使」を考えているようだった。
それもわりと、ちゃんとした(天使について、ちゃんとした、というのもおかしいが)天使らしい。
性別を逸脱した、それこそ天の御遣いとしての天使なのだろう。
セシリアがその仮装をすれば、なるほど美しく神秘的であろうな、と思い楽しみに感じるのだった。
そのことをセシリアに伝えると、以外にも男にそんな風に言われることはあまり無かったと言う。
(女の人からといえば、カッツェさんに沢山言われたことだろう)
以外だが、以前のセシリアを思えば人間が気安く声を掛ければぶっ飛ばされそうなときもあったから、不思議ではないのかも知れない。
そんな凛々しさを備えたセシリアは、天使というより女神のようだな、というと、じゃあ「救いの女神」と言うのだった。
今のところ俺の中では、「勝利の女神」かな。
船上鬼ごっこのときの連携についての話もしたが、要練習といった感覚で共通していた。
また機会を持てれば良いと思う。
つづく
今回も多くの参加者に恵まれることが出来た。
この街にとって、修練会(前回は戦闘訓練)はそれなりの需要のあることのようだった。
前回は亜人狩りに対抗するため、今回は自警団詰所破壊に端を発した「悪党連合(仮)」に対抗するため。
この街には、ただ力を求めるというよりは、街など大切な物を守るために戦う者の多いことだ。
(だから、試合というよりこういった形式の方が、ひろく需要があるのかも知れない)
だが、それを知ってなお、俺は「試合」を行いたいという気持ちがある。
勝ち負けが、優劣がついても良いから、それをやりたいと。
今回も多くの人のことを知ることが出来たのは、非常に大きな収穫だった。
5日、7日の修練会を目前に控えて、7日に雨が降りそうだと気付き「雨天決行」と掲示板に書きに行ったときのことだった。
そこでシュアさんという巫女装束の女の子と偶然出会い、どうも街に来たばかりで困っている風だったので、居合わせた人達とどうすべきか話しあったり。
シュアさんは錫杖を持った巫女装束、見た目は小さな子どもだが頭脳は大人なのか「~じゃ」と渋い語尾がギャップ萌え特徴的な人だった。(蛇の獣人らしい)
傘も差さずに雨の中。なんと替えの服を買う金も無いと言うじゃないか。
(傘は?というと「笠を拵えようと思った」と。放浪者と言うだけあって中々の歩き巫女っぷりだ)
外套を貸すと言えば、毅然として遠慮したり。
目線を合わせるために俺が屈むのにも眉を寄せていたりと中々気位の高い様子だった。
といって、外套を借りるのは俺が濡れるのを気にしてのことであるようだった。
俺が屈むのも俺に労力を払われるのを気にしてのことだったのかも知れない、遠慮深いのか。
(ジュリエッタさんから雨除けの術のかかったリボンを借りることは良しとしたようだ)
「恩」というものに重きを置いているようであった、文化の違いもあったのかも知れないが、数奇な産まれにも関係があるのかも知れない。
魔法で服を乾かしてもらったりして、ある程度難を逃れたのと、当面の見通しは立ったようなのは良いことだった。
ジュリエッタさんは「ちょっとそこまで」行く用事があったそうで、広場を通りかかっいていた。
シュアさんに、自分がつけていたワンピースのリボン(ブローチ式)を貸し、それに雨除けの術をかけてくれた、有難い。
しかし、ブローチ式のリボン、とか、スカーフ式のリボン、と言われても。
(それに最終的にはリボンなのにリボンのブローチだからか、ブローチと呼んでいた!)
俺のようにふぁっしよんに疎い男からすれば
「ブローチはブローチ!リボンはリボン!スカーフはスカーフやろがい!!」
と難解な単語を聞いた挙句、半ギレしてしまいそうになる。(いや全然キレてないっすよ)
しかも、「このくらいのものは皆持ってる」と言うではないか、なんてこった!
マルスリーヌさんに常識人と言われた僕ではあるが、女の子の常識についてはからっきしのようだ!
(それなのに持っているかどうかは「人に依る」と言う、「色々持っている人」と「色々持っていない人」が居るってことは、男性用と女性用よりも更に小さい分類だからそれを狙ってでも俺が女の子だったらリボンのブローチは―あ!?だからリボンのブローチってなんやねんな!?刀の剣かぁ!?じゃなくてリボンをつけたいけど、服の構造としてリボンがつけられないときもあるしそういうときにごにょごにょ……)
ジュリエッタさんは「エリノナイフクガオオイカタナラブローチシキエリアリノカッコウガオオイカタナラリボンシキアッテモチイサメノエリナラハバヒロノリボンハハミデテブカッコウニナッテシマウカラ―」という上級魔法を唱えていたが、俺にはよくわからなかった。
ちょっと、服とアクセサリーをひと通り用意して、実際に組み合わせて教えて欲しい。
俺はお洒落さんに服ないしアクセサリーを贈るのは非常に怖い!
だが「お洒落さんは貰ったものを自在に扱えるから何を贈ってもOK」という素晴らしいコメントを頂いたので少し度胸を出してみよう。
それで修練会の話だ。
ジュリエッタさんが修練会に参加し、尚且つ自警団のやんちゃ坊、ギルバートと手合わせをすると聞いて、俺はもう「来たか……」といった気持ちだったのである。
あんなことがあったとはいえ、俺の気持ちがすぐに変わる訳もなく。
やはり「戦って欲しくない」という気持ちがあるのだった。
これは、先日セシリアにもちらっと思ってしまった通り、可愛いものなど大事なものを引き出しの奥に閉まっておきたい気持ちだろう。(烈火のごとくケチなのかも知れない、俺は。俺のものでも無いのに、そう思うのだから)
(そう考えると、俺はきっと良い親にはならないのかもな)
それは確かに、「良い子だからお家で大人しくしててね」って言っているのと同じかも知れない。
あの時は、それが同じことだと気が付かないで、大事にしたいと言いたくないあまり、あのように言ってしまったが……。
今になって(セシリアにも同じように思ってしまってから)考えてみれば、やはり同じことだと分かる。
俺だって同じように扱われたらきっと嫌だろうなと、気づくのが遅かったわけだ。
(学習していない、とまた笑われた気がする)
かと言って、目を見て言えと言われて、はいわかりましたと実践出来るほど気持ちの切り替えが速い方ではない。
(この間、あんな態度を取った手前、正面切って応援なんか出来ないよ、とかなんてツンデレ状態…)
それに、正面から目があっているというのは、少し怖いな。
真っ向から受け止める強さを持っているんだなあ、とこのときは感心する余裕も無く。
結局、まだまだ、口で言っているばかりだけれど、「応援」すると、半ば宣誓をした。
応援するって感じが、やっぱり上からって言われるかも知れない。(勘弁してくれ、ナルシストなんだ)
もう少し、じっくり考える必要がありそうだ。
人の気持になって。
こういう風に思うまで引き出されたのも、ジュリエッタさんのパワーの成せる業、感服しきりだ。
全ての人が全く我儘を言わず、誰も傷つけないようにしたとしたら、どれだけつまらない世界だろう。
そういったものを超えた人を動かすパワーのことを、どうして我儘だとか優しくないだとかって罵ることが出来るだろうか。
でも顔は近いと思うな、俺は。
最悪の場合、呼吸困難になって死ぬので、そこは優しさをもってして遠慮して頂きたい。
大切に思うことと、大事にすることは違う。と偉い人が言ったことだ。
ミツキもそこへと通りかかって。元気とツッコミを取ったら自分じゃない、なんて調子の良いことを言うものだが、ツッコミはどの辺りにあるのだろうか、俺には見つけられなかった。
アイザックとは友達だと言っていたが、カビノチェに出した屋台を手伝うくらいには友達であることを俺は確認している。
三年来というが、一体どういった経緯で仲良くなったのだろうか。
(ナツメさんとも知り合いのようだ、存外顔が広い)
ミツキは俺に、お洒落をしたらと言うが、冒険者の中ではオシャレな方だし(あくまで「方」だが)、旅をするのにお洒落着は荷物になるだけだ。
という言い訳をしているが、ホントは面倒臭い、なにせ必要が無いのだから。
こういうのは、趣味でなければ、後は必要かどうかだろう。
お洒落をしてお出かけする趣味も必要も無ければ、どうも気が向かないものだ。
それに、どちらかと言えば、興味はひきたくない。
シュアともすぐに打ち解けて話していて、本当に気さくだと思う。見習いたい。
それに、ミツキが「自分はツッコミかボケか!」という無謀なアンケートを行なっていたが、何をどうしてもボケなのは間違いなかった。
そも、そんなアンケートをしていること自体がボケの証拠のようなものだった。
ツッコミをさせられているボケ、これは知らぬが仏なのだが、どうやら知ってもミツキはミツキのままで居てくれるようで、何よりだ。
そんな広場、ジュリエッタさんがその場を去った後、隻腕の少女がやってきた。
どうやら迷子のようで、困っているのだと言った。
しかし、迷子かもしれず(?)、困ってはいるが「此処がどこで、どこに行ったらいいかわからない」と言う。
いっそ「記憶喪失です」と言われた方が納得できる様子だった。
記憶はあると断言したところで、俺達はさらに混乱することになった。
名前はパラコナンタラカンタラジュゲムジュゲムゴコウノスリキレ……シスとよく分からなかったので、「好きに呼んで」と言うとおり、「パラ子」と呼ぶことにした。
すると「シスがいい」と言う。
「安全なところならどこでも」と言うので、じゃあ自警団に、と言えば
「自警団はいやだ」と言う。
どうにも、注文が多いというか、自分の言ったことを瞬時に矛盾させる癖があると言うか。
とにかく、とりあえず自警団へと案内をして、別れたのだった。
シャルロットさんとレインさんもやってきて。
シャルロットさんは、自分は身長160cmだと言い張っているが、どうやら159cm程度しかないようだ。
見栄を張ってというか、背伸びする姿は非常に和むのだった。
俺がミツキと、カップルの身長差は12cm程度が良いという話をしていれば、「15cmが良い」という情報をくれた。
しかし、曰く「背伸びしてチュッてできるくらいが良い」そうだ。メモ。
明日の修練会を観に来てくれると言ってくれたのは非常に有難いことだった。
レインさんには、修練会に来てもらうようお願いをしていたので、その詳しい話をした。
ジュリエッタさんにも聞かれたものだが、「俺がロクに詳し話をしなかった」わけではなく、「情報はない」のが正しいことだった。
ので、「自由にやってくれ」と言った後は、もっぱら俺が確認を取る方になった。
真剣勝負は行わないことや、手持ち無沙汰にしている者と積極的に訓練の声を掛けてくれること。
医者としての力も発揮してくれることなど、確認することが出来た。
再び、森の奥の泉で瞑想を行なっていた。
メディテーションや、魔法について人と話す事で掴んできた、自分の為したい事を実現する為に。
道筋がある程度見えてきたと言うのに、実現する力がないことがもどかしかった。
どうして自分が出来ないのか分からなかったし、出来るような気がするのに出来ないのも、何となく俺の苛立ちを募らせていた。
一歩ずつ、ゆっくりとやるべきなのだ。
俺は、自分が思っているよりも、出来ない。
そうやっている様子を、いつからかセシリアが見ていた。
近くに来ていたことに俺が気が付かず、集中しているのを邪魔しないようにしてくれていたようだ。
セシリアには俺のことを沢山聞いて貰ってしまった。
セシリアは獣人故、魔法のことに疎かったことと、何かしら「力が弱い」点について共感してくれたことで、ついつい、話が弾んでしまったというか。
セシリアも同じ一族の中では、脚力や角の力が弱いと言うが、言われるまではまるでそうだとは気が付かなかった。
その種族を他に見たことがないというのもあるが、それをコンプレックスに感じているという様子を、微塵も見て取ることが無かったからだ。
コンプレックスが無いわけではないだろう、努力しなかった訳も無いだろう。
けれど、そういった物を表に見せることがない。
それは個々人の美学の問題だけれど(別に努力を人に見せたって良いわけだ)、俺はこういうのを美しいと思うものだ。
そういった点で、セシリアとジュリエッタさんはよく似ていて、気が合うのも分かる気がする。
俺はといえば、そういうものに憧れる割に、自分ではなかなか、そう出来ない。
心が弱いのだ。
その上で……いや、セシリアも俺の胸中知る由もないだろうが……お互い理想に向かって頑張ろう、やり方が合わなかったかも知れないが、きっと出来ると言ってくれたことは、俺にとって非常に嬉しいことだった。
俺は勿論、魔法の力が強くなりたかった訳だが、その知識の有る無しや、具体的に何かしてやれたかどうかなどは、その人の力になったかという事には関係がないという良い例のようだった。
セシリアから遂に、カッツェさんと交際しているという事を直接聞いた。
ある程度知っては居たが、直接セシリアから聞き、薬指のリングを見ると実感が沸くものだ。
セシリアは王子様なので女の子と付き合うことも、何となく分からないでもないし(ファルともちょっと良い感じなのかもと思っていた)、俺も気にしないのだが。
何となく、王子様な割にカッツェさんに主導権を握られていそうなのはどういう事なのだろう。
世の中、俺の理解を超えている……。(ペティットは自由な街だ)
アカマガツの頃を思えば、セシリアも随分丸くなったように思える。
以前はもっと、復讐とか、そういった暗澹としたところに身をおいているような印象ではあったが……この日、こうして話していると非常に優しく、暖かな印象だった。
戦うセシリアはカッコイイし、凛々しくて素敵だ、戦士としてはセシリアのようにだとか俺のヒーローだとかなんとかかんとか……
とにかく、色々と言ったものだが、最近のセシリアを見ていると、戦うのはともかく、もう二度と暗いところには戻って欲しくないと思う。
暖かなところが似合うし、その資質があると。
(俺は大事なものは引き出しの奥に閉まっておきたいタイプなのか……)
何はともあれ、そういう点でカッツェさんとの交際は俺にとっても喜ばしいことだ
けれど、俺がどうしても惜しく思ってしまう気持ちをどうか責めないで頂きたい、そのくらいセシリアが素敵だと言うことなのだ。
魔力を高める方法を調べるために、イストーリヤ私立図書館に来ていた。
世の中には色々な魔法があって、皆、そのうちの何かを選択している。
それは、生まれや境遇によって定められていたり、修めようとして選んだものだったり、自然と選んでしまっていたり……。
この街で魔法を教えているところと言えば、教会や学院か、そう考えていたときにラファティ君とザラメデスさんが訪れて。
丁度良かったので、話を聞いてみることにした。
ラファティ君は辞書選びに来ていたようだった、ライクルスから貰った外国の絵本を読むために。
羽根ペンを渡した俺もライクルスと同じく、ラファティ君が多く学んでくれれば良いなと思っているもので、その様子を見られてなんだか嬉しかった。(やはり読み書きは出来た方がいい)
ラファティ君の魔法(特に聖属性)は、神様(教会の神様だそうだ)を信仰することによって、神様のちからを借りて発動するものだという。契約とは違うのだそうだ。
他の属性(主に風・水)については、また別なようで、ラファティ君が生来持つ魔法の力のようだ。
魔力の親和性……とラファティ君は表現した、ラファティ君の魔力が現実に作用しようとしたとき、自然と風や水の力となるのだろう。
生まれ持った、属性というか。
それも、独学だという。
物心ついたときには、既に自覚があり、それのコントロールを良くしていったという事のようだ。
(ラファティ君の魔法の主な発動方法として、"声に魔力を込める"ことが肝要なようだ"使いたい魔法のイメージを、心に浮かんだ言葉で口に出す")
ラファティ君の自主練としては、風や水の属性が強いもの(ところ)に多く触れることや、心に浮かぶ言葉を見つけること(メディテーションに通じるか)のようだ。
これが全部独学というのだから凄いことだ、自分に合った方法が見つかるまで試行錯誤もしただろう。
とはいえ、魔法の基礎や理論を学ぶのは足場が固まって良いだろう、というのは俺やザラメデスさんの共通見解だ。
独学はやはりクセが出やすいもの、しかし基礎や理論が足りないところにピッタリ嵌ると目を見張るほど伸びることもある、是非試してみて欲しいものだった。
ついで。
ラファティ君はヴェルデッタさんのことを妹のように思っているらしい。(ヴェルデッタさんもまた同じように思っているという)
ふーむ……面白いことだ。
Mすぎるザラメデスさんにも魔法について話を聞いた。
が、その前にザラメデスさんが美しいと思う人を聞いてみたのだが……
ジュリエッタさんとフランソワさんを挙げるのはわかるが、どちらも名前の前に「鞭がどう」とか「睨まれるとどう」とか付いていて驚いた。
Mすぎる……。
奥さんは鍛冶屋の娘だったそうだ、
「我輩にとっては美女、心に炎を持つ女であった。熊をなぎ倒し、己の剣を鍛え……おお、我輩の火 の天使よ!」
素敵なフレーズだ、まるっと引用してしまうくらい、とても気持ちが伝わってきた。
俺はその情熱にいたく感激したもので、小説だか自伝だかを書いてみてはどうかと言った。
中々興味深いとは言ってくださったものの、「数十年掛けて」だそうだ、早く読みたい人の身としては、数年でお願いしたいところだった。
ところで魔法の話だ。
ザラメデスさんの話を伺おうと思ったところ、先ずは此方のことを聞かれた。
勿論、他の人の魔法の話を聞きたいのは本当なのだが、やはり此れは俺のこと、俺の質問の意図を汲んでいるのは流石年季の成せる業というところだろうか。
そして様々なアドバイスを頂いた、為したい魔法のイメージの助けとなりそうなこと、瞑想の方法、魔力は高めるだけが全てではないこと、マジックアイテムのこと……
どれも俺のことをよく考えてくれているようであり、道は1つではないと言うことを示してくれているようだった。
魔法に拘らなくても良いと言うことも。
色々な道があり、どの道も決して楽ではない。
その言葉の意味を、体の芯から理解しようとしていた俺にとって、道をいくつも示して貰えたことは、とても有難いことだった。
自分が何に拘っているのか、わかってきたような気がしたからだ。
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