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この日までに途中だった依頼を片付け、魔法の修行に集中出来るようにした。
魔法の師に教えを請いに行くのに、先日の依頼で得た報酬の半分近くを使うことになるが……それで得られるのなら安いものだ。
といって、その殆どが情報料のようなものであり、扱えるまで鍛えてもらえるということではなかったのだが。
夕方、川沿いの遊歩道にて、体を動かし魔法の修行をしていた。
瞑想をしている途中でコタロウが通りかかって(そのとき、頭に石が当たったような気がしたのだが…)、闘技場にて修練しないかという話になった。
コタロウは自警団の詰所が襲撃されたとき、その防衛に当たっていて、そこでマルスプミラという賞金首に辛酸を嘗めさせられたようだった。
マルスプミラは槍を扱うということで、それに慣れておきたいからと、俺が槍でコタロウと戦うことに。
正直なところ、俺には役が勝ちすぎているところがあったと思うが、なんとか共に対策を練られればと思い、承諾した。
闘技場で幾らか打ち合ったが、コタロウはどうも近づくことに固執し過ぎているように思えた。
確かにコタロウの持ち味は至近距離でこそ発揮されるだろう、しかし「近づくこと」そのものが得意なわけではない。
「近付かせずに戦うこと」が得意な相手には、少し分が悪いように感じた。
槍と戦うようにと考えれば、至近距離、コタロウの間合いだ。
しかし、コタロウは瞬発力は素晴らしいものがある反面、スタミナに不安があるようだ。
武器と戦っていては、戦闘が長引くかもしれない、まだまだ、考える余地はありそうだった。
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