[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
5/14 海辺にて
俺は結果を欲して、近道をしようとばかりしていた。
敵に好きなようにさせない為に、甘さを捨てようとした。（オメガ相手には結局、中途半端に終わった）
味方が俺の意にそぐわぬ事をしないように、動けなくしようとした。（幸か不幸か、思いとどまった）
けれどミカのことについて、近道などは見当たりもしなかった。
ミカを苦しめただけかも知れない。
何がミカをそうさせているのだろう。
ある種、異様とも呼べるような様子だ。
彼自身の中でも折り合いがついていない事なのかも知れない。
ミカ自身の気持ちに整理を付ける事が先決だったろう、すんなりいく手順を取れなかったのは確かだ。
今思えば、ライクルスの言っていたことは当たらずとも遠からず。
その日までに、答えを出せればと思うが…（俺にとって）上手く行かなかった場合は貴重な協力者を減らしてしまったかも知れない。
ヴェルデッタさんには悪い事をした。
コタロウはミハエルさんに装備を注文しようとしていた。
創一さんに「秘密兵器」を頼んだり、悩みを克服したり、準備が整っていっているようだった。
きっと活躍してくれるだろうと思う。
協力してくれると掲示板で知らせてくれたアスカにも会う事が出来た。
ライチさん（モテモテやな）の救出を主な目的として力を貸してくれるとのことだ。
以前会った時と変わらずの性格は好ましく感じたし、当日より前に会えたのは良かった。
お相手頂いたキャラクター… アスカ ミカ コタロウ ヴェルデッタ ミハエル
PR
5/13 酒場にて
カーネーションの飾られた酒場で夕飯。
最近は自炊する時間があまり取れないのでこうする事が多い、船で摂ったりもするが、今日はこの日都合が良かった酒場だ。
ロリスさんと言うメイドさん（広場がある通りから一本入ったところにあるお屋敷らしい）とお話する機会があった。
使用人さんと言う職業の方とはあまり話すことが無いので幾らか新鮮だった。
5、6歳の頃から使用人をしているらしく、今のところでは一人で仕事をこなしているようだ、やはりメイドは凄い。
大きな家を維持するのは大変な事だし、冒険者とどちらが凄いとは思わない。
その仕事を好んで出来るという事そのものが、等しく凄く善い事だと感じる。
ロリスさんのご主人はかなり自由なお方のようで、良くして貰っているようなのはとても良い事だ。
あだ名について悩んでいる事を聞いて貰う。
ロリスさんは人を「様付け」で呼ぶのが普通の事のようだったが、ユティと提案された。
何故同じ発想の者が居ないのかわからないが、自分で決めるか、いっそ放っておくのが良いと教えて貰った。
どうやら掲示板の事（闘技場や討伐チームのこと）を知っていたようで、応援の言葉を貰った。
何気無い話で随分気分転換になったし、応援までして貰えて、素敵な夕飯になった。
お相手頂いたキャラクター… ロリス
5/10 海辺にて
砂浜で考え事をしながら体を動かしていた。
聖具について、相手について知らないことが多すぎる。
あやふやで、ただ不安を振り払う為に剣を振っていた。
そこでセシリアとグリンさんと会い、闘技場で行っている訓練への協力と、他2名とスピアーさんとでイルクセルへの偵察を依頼した。
セシリアは新しいアイデアを齎してくれた。
普通の考えだと言うが、一人ではそういう事こそ死角に入りこんでしまったりしているもの、非常に有難い事だった。
セシリアの装備を共に確認する。
なるほど日頃からの事あって充実したものだった。頼りになると感じる。
こうして出来るだけ皆の状態を見て行きたいものだ、そのときに最高のパフォーマンスを発揮できるように。
偵察の事も快諾してくれたし、共に頑張ろうと言ってくれた。
この街が好きなのだという事も。
皆が思ってくれている事ではあるだろうが、こうしてサッと言葉に出来るのがセシリアのカッコいいところだ。
森を切り開くのは善意じゃない、斧だ。この事件も、善意だけでは解決できない。
俺は何故討伐チームの代表者をやっているのか？
成り行き？依頼されたから？
コタロウのような覚悟を持った者に、本当の所で応えてやれるのだろうか。
あのとき、話は短い方が良いからと誤魔化した。
けれど本当は、語る言葉を持たなかっただけなのかも知れない。
俺は出来る事をやれているだろうか、ユキギエとの事があってもなくても、この様にしていただろうと思う。
同じことを、同じ結果の為にしていても、何かが違う。
お相手頂いたキャラクター… セシリア グリン
5/6 樽と錨亭にて
対亜人狩り会議。
沢山の人が参加してくれて、皆の意識も改まったことだと思う。
ミカは事前に連絡があった通り姿を見せなかった。
立場が変わるだけ、と言うけれど。
此れまでこうしてやってきたじゃないか、何か考えがあるのだろうか？
それともライチさんの事で無茶をするつもりだから、だろうか。
ライクルスはミカの事を信じて、ミカの思うようにさせてやるつもりのようだけれど…そうするのだって気持ち的に楽な事じゃない筈だ。
ダートラディアさんの言葉で気が引き締まった者も多いだろう。
相変わらずと言えば相変わらずだったが、今回はちょっと心配して言ってくれていたのかも知れない。相変わらずと言えば相変わらずだったが。
（傭兵になればいいのに）
軟弱者が後悔を口にしたって、それを迷惑だとは思わないさ。
対策チームとして行わず、討伐チームとして行うという事。
皆、その違いを分かった上で協力してくれるように思えた。
「生死問わず」ではなく敢えて「捕縛」を目的とする、ハードルを上げてくれるよな、全く。
一つのチームを任せて貰える以上、その目的を達成する為に全力を尽くそう。
今の俺に、皆の様な純粋さのようなものは無いかもしれないけれど、それを応援する事は出来る筈だ。
俺もそれを見たい。
そういえば、コタロウとヘレンさんはいつの間にか仲睦まじく（コタロウはヘレンさんにタジタジだった）なっていた。
こういった光景を守る為にも、積極的に平穏を勝ち取って行かなければいけないか。
セシリアはライチさんの事を気にかけているようだ。
ライチさんの為とあれば力を惜しまないだろう、こんな騎士は中々居ないな。
なんとか居所を突き止めて、其方に向かえるようにしたいところだが。
チーム分けについては今後も検討を重ねていく必要があるだろう。
ライクルスにはああ言ったが、今後のことによっては当たるチームを逆にする事もあり得る。
ジュリエッタさんはミカから「俺やライクルスを大人しくさせているように」と念を押されているようだ。
頼まれごとを忠実に遂行するのは、良い事なのだけれど。
365日、心配ばかりしているような人だし…
無茶するなという言葉がこの人から出た回数を誰か数えてみて欲しい。
どうにか沢山笑って欲しいもので、ライクルスを焚き付ける事にしておいた。
それが目標に向かって良い影響を生むかどうかは分からなかったが…
無茶と言うのは、人がやっていると分かるものだが、自分がやっているかどうかは中々分からないように思える。
（だから人は無茶をするのかも知れない）
ライクルス曰く、自分の心に正直に生きれば無茶をしてしまうようだが…。
この後も幾らか話したけれどライクルスも幾らか酒が入っていたようだし、参考程度にしておこう。
お相手頂いたキャラクター… ライクルス セシリア ヨハネ ラファティ ヴァージニア トラドール ジュリエッタ コタロウ クロア ヘレン ダートラディア ヴァニラ
5/4 錬金都市「イルクセル」にて
イルクセルに再び訪れる。
目下の目標としては
・クランの動向を伺うこと（可能そうなら拠点も見つけること）
・アームズユニオンの動向を伺うこと
・ライチさんの足取りを探ること←NEW
今度ディシーブに出会ったら見逃して貰える保証は無い、一人ではどうしても、普通に手に入る範囲の情報になるが。
イルクセルには此方の眼や耳は少ない、誰かが現地で見てくる必要はやはりある。
誰かイルクセルを（仮にでも）拠点にして活動する協力者が居れば良いのだが…
今回も、ライチさんの簡単な足取り（イルクセルに来たことが確かだと言うくらい）は掴めた。
しかしこのときは運が良かったのだろうか。
丁度、パルパルがイルクセルの入り口まで来ていて軽く噂になっていた。
そのお陰でパルパルと合流することが出来、ライチさんからのメッセージを受け取る事に成功した。
詳しくは、ミカが分かるようだったけれどアルパカを引きまわしてミカを探す訳にも行かない、サーカス団に一度帰しておこう。
それにしても、ペティットからイルクセルまで、雨の中を単身走ってきたのだろうか。
中々見上げた根性をしたアルパカのようだった。
お相手頂いたキャラクター… アルパカ？