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教会へと人形を持ち込む。
この西洋人形は悪霊に取り憑かれて(そのものだったとも思われるが、詳しいことは知らない)いたので、祝福を受けた刀で斬ったのだが…。
動かなくなったから大丈夫かどうか、その場にいた人間には分からず、教会へ持って行ってみよう、という事になったのだ。
教会では、ギガトールさんが対応してくれた。
夜間だったのを含め、有難いことだ。
人形の気配を感じてか、はたまた偶然にか、ヤサも現れて…。
悪霊はすっかり人形から抜けていたようで、ヤサも家に帰ることが出来た。
屋敷の淀んだ空気を浄化しようとか、庭を整備し埃を落とそうとか…。
ギガトールさんと俺はやる気になっていたのだけれど、ヤサが家に戻った途端に綺麗になって言って驚いた。(その理由は後述する)
人形はギガトールさんが直してくれて、ヤサに返した。
ギガトールさんが言うには、ヤサはブラウニー(座敷童子とも言うらしい)という家を守る霊だということだ。
「家に帰りたい」「家を守りたい」と言うヤサ。
悪霊に家を乗っ取られた後も、その事を一人街を彷徨い、人見知りながら周囲に伝えて助けを求め、見事に家を取り戻したのだ。
その意志を為す助けになれた事を嬉しく思う。
ヤサの家にはやはり誰か住んだほうが良いのではないかとか、色々と心配事もあったのだが、ヤサが戻り綺麗になった家を見えると心配は要らないように思えた。
神霊(?)としての力は十分にあるようだ、屋敷を探索したときにと言った為か、俺の顔の引っかき傷も治っていた。
此れからもヤサはこの屋敷を、父親との思い出の詰まった家を守っていくのだろう。
偶に、遊びに行くもの良いかも知れない。(後日、悪戯好きの子供の霊が居着いたと知り、大いに笑った。)
2011/10/12 ユベルティ Trackback() Comment(0)
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