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大会名「ミラーワールド(仮)」
ざっくりストーリー:
ある日、PC達が鏡に何かを囚われるという異変が起きる。
その異変を解決する為に、或いはその囚われたもの達を奪い取る為、PC達は鏡の世界を冒険する。
鏡の世界 :
囚われたものを持った状態で活動できる。
鏡の世界で受けた負傷は現実世界に引き継がれないが、死亡してしまうと魂を囚われてしまい
現実世界では植物状態となる。
システム:
鏡の世界に入れるのは、何かを鏡に囚われた者のみであり
彼らは何か【共通点のある】または【相反するところがある】者とペアを組まなければ鏡の世界に侵入できない。(鏡写しの2人がどうのこうの。ペア結成時点で判明していなくても可)
鏡の世界はダンジョンのように階層構造となっており、他のPCを倒さなければ先に進めない。
(自分以外の者が所持する鏡を割る等の条件で次階層へ。「予選」)
(敗北してもリスクがあるだけで引き続き参加可能、勝利することで先に進める「負け残り」)
ある階層にてペア同士の戦闘が発生する。(他のPCが居らずペアのうちどちらかの鏡を割らなければならない)
その後は1:1の戦いとなり勝ち残ったものが最終階層へと到達できる。
報酬とリスク:
報酬は「囚われたもの」の解放。(基本的に大会開始時に囚われたものすべて)
(ダークな参加者用に鏡に囚える術~でもいいかも。不思議感を出す為に序盤は匂わせるのみ)
敗退者は大会開始時に囚われたものに加えて、更にもう一つ何かを囚われる。
(自身が持つ鏡がどんどん欠けていく)
鏡の世界で受けた負傷は現実世界には引き継がれないが、鏡の世界で死亡してしまった場合は
魂が鏡の世界に囚われてしまう。
誰かが最終階層に到達すれば、囚われたものは解放されるが、追加で囚われたものに関してはその限りではなく、囚えた鏡ごとどこかへと飛び去ってしまう。(新たなイベントに使えるかも…多すぎる?)
課題点:
・囚われるもの が何でもいいというのは範囲が広すぎる?
(もう少し共通点を持たせた方が良い?他イベのネタを奪う可能性)
・負け残りでは時間が掛かりすぎる?
・大会感が薄い(POMPの後だから雰囲気重視で良いかも)
・クライマックスに向けてダレそうな予感。(ペア同士のバトル辺りがピーク)終盤の梃入れ必要か
・参加者以外も干渉できない形で鏡の世界への侵入を許す?単なるバトルフィールド?
・鏡の世界が産まれたストーリーは?(………。)
こういうとき、痺れを切らすのは俺の方だ。
あくまで最初は普段通りに……というのを続けられない。
リフェリスが去年の冬に体調を崩して入院してから、およそ初めてと言ってもいい、ゆっくり話す機会だったからだ。
相手より先に痺れを切らした上に、半端に土足で踏み込み……そのくせ、奥へと踏み入らずに引き下がる。
俺は酷いことをしているんだ、そう思う。
けれどリフェリスは怒らないし、そんな不器用な足取りでしか、俺は他人に近付いていけない。
ただ少し勇気付けてやるということにさえ、思うようにいかない。
(そんな中、フリーレンが間に入ってくれたのは、とても俺の緊張をほぐした)
それで、なんだ……俺は、出来る限り正直に応えた。
隠し立てすることなく。むしろ、隠し立てすることが無いのはリフェリスだからだとも言える。
良い(隠し事をしなくていい程度に安心している)意味でも、悪い?(隠すべき感情が無いという)意味でも。
好意を持っていると言われて、どうして嫌に思うだろうか。
月並みな。それこそ、嫌な相手とは連れ立ってリラクゼーションに来ないとか、リフェリスは控えめに言って可愛いとか、何か束縛してくる訳でもないからデメリットが無いとか。
そんな論理的な理由では、悪い気がする筈もない。
しかし、だからと言って、悪い気がしないからという理由で応えることはしたくない。
俺自身、納得が出来ない。
本当のことじゃない、と。
真剣な眼差しを向けてくれるほど…。
それで……つまり……。
嫌いじゃないが、応えられない。虫の良い話かも知れないが、友達として大切に思っているから、気を落とさずに元気で長生きしてね。(意訳)
そう言いたかったわけだ。
しかしそれで終わらないのがリフェリスの凄いところで。(これに関しては本当に感服している。このことに関しては一目置いていると言って間違いない)
旅…これも理由の一つだった。一年も離れるつもりでいるのに応えられようもない。俺の中で天秤にかけ、旅を選んでいたのだから…に、同行してくれると言うから驚いた。
恐れ入る。
そのガッツも、もしかすると彼女は振り絞って出しているものなのかも知れない。
それに応えてやらないというのは何とも残酷な気がしてならなかったが。
情けや憐みなどで返すことなど、到底許せることではない。
この日は屋台の店員をやっていた。
以前、俺と共に暗黒相撲界と戦ったモラドさんから、屋台の人手が足りないということでヘルプを請け負ったのだった。
その屋台にアキトさんがやってきた。
料理を提供しがてら話をしてみれば、俺と同じく冒険者だという。
ならばと、依頼を幾つかアキトさんに提示してみた。
フライルー地方へと旅立つ予定の俺にしてみれば、丁度、溜まっている依頼を回せそうな相手に出会えたところだったのだ。
その中でも下水道の調査に…というか、その報酬に興味を得たようで。
下水道が詰まっている原因を調べてくる、という依頼だが、その原因が魔物であったとしても「討伐」までは求められていないところが味噌だ。
しかしどうやら、家賃の支払いが迫っているようで中々切羽詰まっている風だ。(ので、ちょっと料理をサービスしてしまった。助っ人なのに。)
そういう焦りがあるとき、依頼の中で良くないコトが起こる可能性は上がる。
アキトさんは好青年ではあるが、あまり荒事が得意そうでない様子を見て、俺は別の依頼を勧めた。
せめて、もう少し人手が居たらな…と思っていたところ、焼き肉の女神ことシャルロッテさんが現れた。
タイミング良く、と言うべきか。
シャルロッテさんも依頼を探していたところだと言うので、2人に下水道調査を任せることとした。
何かあっても、2人ならばなんとかなるだろう。と思って。
あまりパーティを組んだ経験は無いという2人でもあった(ついでに、アキトさんはブラックデーのキャンペーンに参加しそうなほど夜中にニンニクマシマシてた)しで、良い経験になればと思って。
上手くいってくれれば、依頼を回した俺としても嬉しいけれど。
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