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2024/04/19

Stainキャラクター解説(ストレイ:感想戦役④)

・11/3 屍蝋亭

”激動”までにメルドグラースに会えたら良いな……と思っていたらロールされてたので。

しかし素敵な雰囲気でした。
先ずね、この妖怪ケチャップ女みたいなメルドグラースが真っ暗な店内でカウンターに突っ伏しているというだけで、おや!と思う画です。

普段のキャラクターとは真逆のセンチメンタルな雰囲気が漂います。
(普段から強烈なキャラクターの中にエモを感じるロールですが、今日はもう出だしからガツンです。良いよねって)


そこにガラドリエラさんですよ。
オーマイガー!!
こんな取り合わせってあるの!!


衝撃的でした、ワクワクしちゃったな。
妖怪VS.亡霊ですからね。
じゃなくて
今回の雰囲気だからこそ!って感じがしますよね。
キャスティングの妙を感じます。


ガラドリエラさんは良いキャラですよね。
イベントでの歌も見事過ぎて、ホント
イベ主が想定した以上のクオリティで役割を担ってくれる職人って感じがします。
(ん?チェルノやキサロさんを見ながら)そんなんばっかりやな、天才だらけかよ。

怒ってるときが一番美しい女でしたのよが凄く好き。


そしてメルドグラースが相変わらずのキャラクターなのが良いですね。
”相反”で得た影もしっかり。

どんな話が展開されるのか見ていたいな~という気持ちもありましたが、ストレイには時間が無いのです、行きます(笑)


朝から会えてなかった。という気で動いていたので
いつ現れるか分からないメルドグラースを店の中で待っていたことにさせています。
教会での話の後、あまり眠れなかったのでしょう、店内の机の下で居眠りをしてしまっていました。


ガラドリエラには緊張した受け答えをしています。
歌姫……とりわけガラドリエラやアルベネーラのことは特別で
王に次いで偉いと思っており、ガラドリエラの高貴~って感じもあってがちがちです。


”相反”のことを問われても、一旦は模範的とも言えるような言い方をしています。
表現を優等生っぽくしているだけで、内容に嘘は無いのですが。

課された王命は過酷で自らの命にも関わることだけれど、その王命を下した王の事も理解したい、と思っています。

他者を理解していこうという基本的な方針だけでなく、ジュリエッタのこれからに深く関わって来る相手なので尚更です。


畏まって受け答えていましたが、奔放に問いを向けてくるガラドリエラは
思ってたよりずっと親しみやすいというか、暖かく見守ってくれているように感じられました。
価値観としては非常にStain的魔都的なんですけどね。


その中にも、歌に感じたようなパッションが見え隠れするのがまたガラドリエラさん!って感じなんですが。
なんでしょうね~この洋画感というか。独特の雰囲気があります。

去り方もカッコイイですね~、プロですよプロ。


すっと消えて行くガラドリエラにストレイは慌てて声を掛けます。
畏まっていた間は、自分から何かを言うのは憚れていましたが
途中から心を開き始め、やはり「もう会えないかも知れない」という気持ちに後押しされて

歌について謝ります。

”人狼”で自分に向けて歌ってくれた気がするのに、生きるのに消極的だった為に受け入れられなかったこと。
今ならガラドリエラの歌を真に心で感じられるような気がすること。


残念ながら、これ以降ガラドリエラの歌を聞くのは敵対した立場でということになってしまいますが。
その辺り上手く話したり表現できなかったのは今回の反省の1つです。
(イベ日は参加者多くてどうしてもそうなりがち……)


メルドグラースに会いに来たストレイですが、最初はその理由を隠しています。
恥ずかしいから、ではなく。
ガラドリエラが、メルドグラースは”相反”のことが堪えている、と教えてくれたから。

いつもと雰囲気が違うのも分かっていますが、更に気を遣って。
「会いに来た」→「なんで」→「もう会えないかも知れない」
という流れになるのを避けようという儚い努力です。
「オムライスを食べに来たんじゃない」と言ってしまったら、すぐバレるのに。

ちょっと楽しく普通のお喋りをして……なんて、”相反”の翌日には難しいことなのですが
そうできたら良いな。と思っています。


ちなみに、メルドグラースに「のらちゃん」と呼ばれても気にしていません。
そもそも「ストレイ」という名もいつの間にやら付いたものであり
名前にあまり頓着がありませんでした。変でなければ分かれば良い派


とまれ、結局、メルドグラースに会いに来たということはすぐに自白します。
隠し事は下手ですね……(素直)


すぐ帰る。とか言ってましたが、メルドグラースも迷惑がるどころか
ゆっくりしていけ☆と言ってくれた。(ノリはいつもと一緒に戻っていますが、その直前の表情からメルドグラースの心境も少し察しています)


ので、トマトジュースを注文します。(オムライス以外はこれしか……)
1杯飲み終えたら帰る……とは言っていないのですが、大ジョッキで出されたそれ

なんだかメルドグラースの気持ちが籠っているような気がして。
その気持ちに応えなきゃ!!みたいなやる気が出てしまっています。
そして一気飲みをしてしまい。

更なる極大ジョッキの登場に魂が抜け。

メルドグラースに揺さぶられて抱き着かれた拍子に吐きます(笑)


ガラドリエラ >>……ほんとなんていうのもう、バカ……。


トマト出る!!! → DETA

は自分でも好き(笑)ほんともうバカ(笑)


とまれ、トマトジュース出ちゃいます。

お別れを言いに来たような日に目の前も目の前で嘔吐して、ちょっと掛かっちゃったりもして、しかも片付けを手伝って貰うというのはかーなーり恥ずかしいと思うんですよね。

だめー!って押し退けたりするんですが、メルドグラースも退かない
お互い、この時間を特別に思うせいで張り切ってしまったんだということを伝え合う

絵面はともかく良いシーンですね……絵面はともかく……
しかもその様子を見て、夜色様が「お互い素直になって良かったね」みたいな笑顔で消え入りながら歌ってくれるんですよ。

吐しゃ物を掃除しながらそれを聞くってどんな絵面どんな贅沢(笑)
歌、聞こえる?って目配せを交わすの好きなんですがサマになりません(笑)


しかしこの時にメルドグラースが伝えてくれた思いも、ストレイの中に残ります。
(此処でのメルドグラースの心情の吐露はとーっても良いですよね、このPLさんのキャラクター全般に言えますが、本当に素朴な良さ愛らしさがあります。等身大感!!!)

ちょっとでも長く此処に居てくれたら。という言葉にはその場で
「もうちょっとお喋りに付き合ってくれる?」なんて、お願いする風、少し背伸び。

本当はあまり時間がありません。
まだ処刑を免れる方法を思い付いていないから、少しでも探していたい時です。

そのことを思えば泣き出したい気持ちでいっぱいでもあるんですが
敢えて「他愛もない話」をしようと努めます。


メルドグラースは良いお姉さんですから、甘えてしまうと、弱音を吐いてしまいそうでした。
会いに来たのはその為ではなかったから堪えて。

メルドグラースがつらいのも分かっています。
「近所のお姉さん」という印象を持っていたように、メルドグラースのことはStainっぽいとは思っておらず、「普通の感覚」を持っているように感じています。

そんな人が”相反”で当事者でないのに堪えているとしたら、仲の良い人達が傷付け合うことに心を痛めているに違いありませんから。


「僕は明日からも変わらないよ」

具体的な話に行かないままで、そう伝えたいのです。


メルドグラースは甘えないようにしていることも分かった上で、他愛のない話に興じてくれます。
そのお陰できっと、大切にしたいと思っていた時間をストレイは過ごせました。
どれだけ隠そうとしても「明日」のことを気にしてしまっていますし、どこかで目の端に涙が浮かんでいたかもしれません。


そしてもう1つ、頑張っているストレイを見ているだけなのは嫌だ。
ともメルドグラースは言ってくれています。

こんな風に言われたら、例えDETAったものの片付けだとしても
拒否できませんね……できません。恥ずかしいながら受け容れています。
そしてこれもやはり心の中に残っていて、”黎明”で助けを求める原動力になっていたりします。


いやー、ホント良いお姉さんですよね、可愛い!!!!!!!!


なんやかんや、「好き」と口にして伝えていたのはメルドグラースだけのような気がします。
ジュリエッタ相手には魔都でのロール中に「好き」とか「愛してる」と口に出してはいません。
基本的に言葉や行動にそれらが籠っているので、敢えて意識して口にしていないタイプですね。

口にするのに然程抵抗がある訳では無いのですが。
(真昼の夢では言ってますね。)

気持ちをストレートに言葉にするメルドグラース相手ならではといったところでしょう。



・11/4 死穴

ガンガン動いて行きます。
此処では死穴を見に来ています。

もしかしたら処刑の日、死穴に潜伏すれば見付からないのではないか?と考えて。
この大量の死の内に潜り、死肉を啜って生き延びるという手を考えています。

しかし極寒の地、備えの無い野宿は即ち死を意味するでしょう。
そして死の跋扈するところにはよくないものも多く蠢いていることでしょう。
あまり現実的な案とは言えなさそうです。


そして、見ているだけでどうしても死を想ってしまう。

王命を逃れられないとして、どのように死ぬのが最もマシか。
自殺か。脱走を試みたり、処刑に抵抗して黒の手に始末されるか。
或いは粛々と処刑を受け容れるべきか。

どれが1番、ジュリエッタを悲しませずに済むだろうか。
そんなことを考えてしまいます。

必死に頑張っても、全ては無為に終わって、ただモノとしてこの穴に投げ込まれるのだろうか。
そういった虚無感をも覚えています。
ファンファンに名を呼ばれて直ぐに振り返らなかったのは、泣いてしまっていたから。


死穴を覗き込もうとするファンファンを気遣い、うっかり落ちないように手を伸ばしています。
自分がたった今覗き込んでいて暗い気分になったばかりで、風の強さも感じていましたから。

そして、「どうしてこんな所に」と問い、直ぐに「大丈夫?」と問い直します。

あまりにも頼りなく儚げな背中を見て悟っています。
おんぶされたときとは全く様子の違う背中、ファンファンも”相反”のことで思い悩んでいる
きっと自分以上に。


ストレイは教会でのことでジュリエッタとの間には信頼関係を結べていると感じています。
だからと言って問題が解決する訳ではないし、ジュリエッタあっての気持ち、自分1人では揺らぎますし、落ち込むことも当然あるのですが……。
「誰かの為になりたい」その決意を実行に移すだけの力は湧いてきます。


「ダイジョブ」と震えた声で答えて顔を逸らすファンファンに
「うん。」と返します。
「大丈夫には見えない」んですが、そう言ってしまうと言葉上では否定してしまうから。

大丈夫じゃないよね。とファンファンの気持ちに対して返答を向けながら
ファンファンの手を取って死穴から離れるという行動を併せます。

ちょっと出来過ぎてますね!?


とはいえ勿論、ファンファンを気遣うのは「誰かの為」だけではありません。
”相反”の王命に苦しむ者は、ストレイと同じ状況にある仲間ですから。

彼等の悩みが解決されるということは、すなわち自分の状況にも光明が差します。
そりゃあ共感もできようというものです。


「きっと悲しむよ」
自分もついさっき考えたことだから。
ファンファンだって分かっていることでしょうが、どうしようもないのです。
確かめるだけの言葉ですが、必要なものですね。

だからこの言葉への答えとして、ファンファンも気持ちを教えてくれたように思えます。


ファンファン >> ……死にたい。殺して欲しい。……でも、ズルいね。……生きていたい。生きてて欲しい。

自分が死ねば相手が助かるのに、生きていたいし、お互いが生き延びる都合の良い未来を求めてしまうことを「ズルい」と言っているのでしょうか。
或いは、自分が死んで相手に苦しみを押し付けてしまうことにか。

どちらにしても、この間に挟まれた部分に葛藤が見えます。


そんなファンファンの様子に何も言えなくなります。
自分はジュリエッタとの信頼関係がありますし、この状況を何とかしよう(何とかできるはずだ)と思っています。
しかしアーゼルベイルとの話し合いで結論に至っておらず、自分に無力さを感じているファンファンの絶望はより深いものだと感じたから。

掛ける言葉を失って、謝るファンファンに大丈夫だと頷くだけ。
聞くことしかできないでいます。


こうして振り返っていると、一度重いものをドシッとキャッチしてから
ゆっくりと噛み砕いて、相手の状況に想像を向けて行きますね。


此処でも、このタイミングから「アーゼルベイルと話す時間はあるの?」と少しずつ問いを向けて行きます。

しかし、ファンファンにはアーゼルベイルと話す時間はありませんでした。

そこで自分達に残された時間の短さを嘆きます。

もう本当にあと少しなんです。
もし全てが無為に終わって処刑されるとしたら、それまでの時間を愛する者との時間に使った方が良いんじゃないか。
そう感じてしまい涙ぐみます。


そして同時に、同じ状況であるファンファンのことを思い「あんまりだ」と口にします。
この王命がどれだけ酷なものか、ファンファンの姿を見て理解します。


でもやっぱり、どうしたら良いかはまだ見えません。
なのでファンファンに聞かれた通り、ジュリエッタとのことを話します。

といっても、「話をした」とちょっと照れながら口にしただけなのですが。
そこに喰い付くファンファンちゃんは流石です。
友達のお母さんです。我が子の友達世代の恋愛事情が気になっちゃいますね。

これでちょっと元気出ちゃうところがまた良いです。


「ジュリエッタのことを信じたい。そして一緒に戦いたい。」
(ここで「信じてる」とかじゃないのは、起源であるユベルティ的に「信じる」とか「友達」「仲間」みたいな単語が重い奴だから、そういう性格なのです)
ジュリエッタがストレイの為に戦ってくれていることを信じようとし、自分も一緒に戦おうとしている。
その決意を口にし、ファンファンにも「アーゼルベイルを信じて」と伝えます。


ここで「アーゼルベイルを信じて」と伝えたことはストレイにも大きな影響があります。
こう口にしたことでまた、ストレイもアーゼルベイルを信じようとするからです。

だからこそ、”黎明”、”逢魔”での対峙に繋がって来ます。



このロールでは「うん。」という同意を多用していますが。
これはあるアニメでそういったシーンがあり、相槌で全ての優しさを表現していたので
それを頑張っています。

流石にロールでは声色や表情がわかりませんので、()内でその意味を記述していますけどね。

死穴という寒く物悲しい場所では、言葉少なに、手を握ってというのはピッタリな気もしました。

個人的には短いながらもかなり好きな回でした。むしろ短めだから良い。
ファンファンちゃんは愛情深く、そしてやっぱりとっても助けてあげたい約束されしヒロインや……!!!



・11/4 ”激動”

激動です。此処まで来ると折り返したな!って気になりますね。
内容としてはシンプルな対立イベントながら
色んなキャラクターの立ち位置が見える後半戦の序章って感じですよね!


王命から逃れようと足掻く「迷える子羊」達に密かな招集が掛かります。
「尊き者と共に生きることを望む者よ、廃屋敷まで来い」みたいなメッセージが
秘密裏に届いたのでしょう。

藁にも縋る思いで廃屋敷に集った「迷える子羊」達は、教会騎士ブラムド君と出会います。


このブラムド君。
告知の段階で僕から「このタイミングでの新キャラはろくでもないヤツ」とか「泥船」とか酷い言われようだったのですが。

こういった泥船には喜々として乗って行くくらいが丁度良いんじゃないかと思っています。
(回避した方が得な場合も勿論ありますので、イベ主の「本当にいいの?」みたいな気色を見逃さないようにしながら……)


ストレイはファンファンの姿があることに安心し
それなりの人数が「尊き者を手に掛けられないでいる」ことを喜んでいます。
モルガナとアーカムの姿に愛を感じたりもしています。

本当は皆にそうあって欲しいと思ってはいます、レーゲンハルトのこともあるので一概には言えませんが。


既にこの辺りでは意識しています、ジュリエッタが守りたいものの中にはこういった「迷える子羊」達のことも含まれていると。
だから、自分が逃げるだけではいけない。
彼彼女等の助けになることもまた、己の戦いなのだと。


ブラムドの説明に質問を挟んでいます、一応怪しんでます。

この時点ではまだペティット勢との合流の事はオープンでは無かったので
「逃げたウォーワーグに合流するのかな?」と思ったりしてました。外れました。


合流したエイことオールド・ワンちゃんを説得しています。
ストレイの中では”歌合”で協力したイメージが強いので
きっと力を貸してくれるだろうと思い、ストレートに頼んでいます。

オールド・ワンちゃん、可愛くて面白い良いキャラですよね。
ブラムドが「Stainの中でも風変わりなジョーク好きの変わり者」と言ったのが
なんとも物書きが言いそうな感じで好きです。

しかしストレイの中では、共に協力して体を張り歌姫を守った仲間でした。
仮死薬を作ってくれていたり、お願いしたら姿を現してくれるし手を貸して一緒に逃げてくれるしめっちゃ良い子です。



ブラムドのことを軽く疑ったりもしたものの、脱走に加わるかどうかを問われて賛同します。
「この王命から”どうにかして”逃れることは僕にとって大事だから。」
そして他の者の手助けになることもまた、自分にとって大切なことだとハッキリ感じています。


ここで合流したシュメレクの漂白された姿と豹変したようなノリに
かなりウケてます。

声を上げて笑ったのはこれが最初なんじゃ?

相当面白かったようです。
あのちょっと意地悪(?)な、ライバルのように思っていたシュメレクが
こんなに変わってしまったので、ていうかそんな笑ったら本当は仲良くなりたかったのがバレますよ。

しかし、マリウスは殺したけど尊く思えなかったから真なるStainにはなりませんでした
ってのは良いですね。この辺りの自由度凄いイベや……(トランセンダーとかね、驚きの発想)


という訳でメンバーも揃い、いざ!というところで
ラファノールの登場です。
ブラムドをサクッとやっちゃって「俺に乗り換えろ」と言い出します。

いやーびっくりした。ブラムドやっぱり死んでるwwwwww
と思いながらも。

ラファノールに追われながらの逃走劇になるのか?なんて考えてたら
まさか彼が脱走者達の盟主になるなんてね……。


とかく、ストレイの中のラファノールは乱暴なヤツでメーター振り切れてます。
すぐ殺す人は嫌いです。(ユベルティもそうです)


その点、ラインハルトとマギーを連れて来るというのは
これ以上無い信用を得る手段であったので、上手いなあと……。

ストレイは困惑して、ジュリエッタならこんな時どうするか、なんて考えていますが
ラファノールはついでに逃走用の馬も用意しているし反逆王達に陽動を頼んでいるのです。
仕事の出来る男。もう信じるしかないよね。

馬で逃げる。好きだなあ……ありがとうイベ主……。


此処で相棒「ブレード」君をサントアニエスから借り受けることになります。
名前はラファノールの愛馬が「ブシドー」だから、「ブシドー」「ブレード」って言いたかっただけです。(同名のゲームがあります)

葦毛なのは、ユベルティの愛馬三角獣が白馬なのでそんな感じに。
死霊馬なので白馬よりも、亡霊のように青白い葦毛が良いかな~なんて。

死霊馬を即改造してしまうチェルノはほんと腐れ外道マッドメカニックや(笑)


そして舞台は門へと移動します。
「迷える子羊」達の脱走劇が始まるんですが、この時の勢いはとっても良かったですね
うおー!行くぞー!って感じで盛り上がってたな~~~と思います。
勝ち確BGMとか流れてた(なお、その後黎明で……)。


現れるStain達、「先発隊」の立候補を呼び掛けられますが、逆に
「最後が良い!」と直ぐに返事をします。
2人乗りをしている者達に先に逃げるように声を掛けて。
殿を務める気で居ました。

全員を無事に逃がす最大限の努力をすることが、彼の戦いだから。


しかし、イベントでは往々にしてルーム移動が鈍くなりがち。
そこで直ぐに方針を転換して「先発隊」となります。

殿を務めるという拘りは直ぐに棄てます。
そんなものよりも脱走の成功が第一だから。


ジュリエッタの姿が見えてどうしても動揺しますが。
「私が追うかも知れない」とは教会でも話したこと。
此処で揺れてはあの時のことが嘘になってしまう。

見ないように、振り切るようにして門の外へ駆けていきます。



門の外へ飛び出す時のロール打ってるときテンション高かったですね。
造られた人形が、王命に背いて自分の意思で、燃える蹄の死霊馬で悪徳の門を駆け上がって外の世界に飛び出すんですよ、熱いシーンです。

視界が開けた瞬間に感動する描写を入れてますが、此処でモルガナちゃんも感動してくれてるところが嬉しいです。
こういう所が良いんですよね、このPLさんは~!!


とまれ、横では既にマギーとキサロセラがバチバチやり合ってるし
リンは罠(愛)を空から振りまいてるし大変なことになっています。


キサロセラ >> ッッッハハハハハ!!!!首輪を
キサロセラ >> 首輪を外してぇ!!やっぱり遊べるようになって来たッ!!!!
に得も言われぬ富野節を感じてしまってたり。(訳:ガンダムっぽ~い!)

アリベル君が約束されしヤンデレだったり。

モルガナちゃんの鼻歌に笑ってしまったり。(鼻歌ならセーフって(笑)

リン君が厄介極まりないのに空飛んでて手が出せなかったりと大変です。


ストレイは説得できそうな相手を探しますが……この時のメンバーはかなりハードルが高かった(笑)
こういうキャラクターですから、”黎明”でもそうですがあまりStain側に因縁は無く
因縁の対決が行われている中ではフリーになりがち。


これ幸いとブレード君の機動力を活かしてあちらこちらへ援護に向かいます。

シュメレクちゃんと共にトロープ君を。
ストレイ的にはトロープの喉を潰して歌を封じられれば……くらいの気持ちでしたが
シュメレクちゃんからご褒美()を頂いてましたね。

修復師殿が居るから許してクレメンス……。


一度ファンファンを気にして(此処では自分が守るんだという気持ちがあるので、ファンファンやモルガナのことを特に気に掛けています)。

マギーと共にキサロセラへ。

マギーからはレイド組として共闘したビィビィの面影を感じます。
なので、ビィビィに接するように……とは行きませんが

「ビィビィに助けてもらったから。」
自分もそのようにしたい、と言い、マギーを援護しています。
(ささやかですけどね。レイド組、ファイッオーッ!!)



そして遂に後発隊であるラファノールの姿が見えたとき、最後尾に走って行きます。
今こそ殿を務めるときだと考えて、ジュリエッタとの約束を違えない為に。
ロッキの危機を知って、という訳ではありませんが、戻ったことで結果的に回収することができています。


そして門へと戻った際に、急いで門内のStain達に視線を向けるのですが
ジュリエッタの無事を確かめています。

本当は「目が合ったらな」という気持ちもあるのですが
それはそれで、彼女に演技を強いてしまったり立場を悪くしてしまうかも知れないことでした。

なのでスレイヴと視線が交錯した後はもう振り返らず。
残して来たものは心の内に思うだけにして、その場を去ります。


僕は逃げる皆の力になるから、ジュリエッタは魔都に残った皆をよろしくね。
それぞれの場所での戦いが始まりました。

独りで戦わないで。
教会ではそう言いましたが、此処からは1人です。



ラファノールはStainの名を返上し、アンリーシュ(Unleashed, 解き放たれた者)と名乗ることにしていますが
ストレイには魔都に残して来た思いが大き過ぎて、アンリーシュを名乗ることを控えています。

この時点でも、自分はきっと魔都に戻るつもりで居るし
もしアンリーシュが魔都を攻め滅ぼすということになったとき、最後は必ずジュリエッタの味方でいようと決めているから。


幸運にも、そういった自体にはなりませんでしたけどね。(ソニアさんリルカちゃんシュメレクちゃんのお陰だよ……)

気持ちの上ではそうでした。

さ~~~て、此処からはラストまでの登り坂を一直線。
”相反”を超えた皆の「それぞれの戦い」が始まってもう(涙腺が)大変です。



・11/5 大雪原地下空洞

小さな気配 >> (昨日の騒動はこの死穴にまで響いていた。ベレアスモーグを揺るがす、爆発に剣戟、射撃…あらゆる音がここにも。死体に積み重ねられ、奥底にいても聞こえるただろう、その轟き…反逆の風

粛清だ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!(大好き)


魔都を抜け出したアンリーシュ達へ無慈悲にも襲い掛かる黒の手の襲撃

毎日のように地下空洞内をドッカンドッカン爆破してアンリーシュ達を精神的に追い詰めていく
みんな大好き粛清者ユーリアこと、反逆の風に呼び覚まされ地獄の淵から蘇った暗黒ユーリアちゃん。

正直、安眠を妨害されたのは僕の方でしたね。
「つらい逃亡生活みたいなロールしよっかな~」→「「大雪原地下空洞」にダーク・オブ・ユーリアさんが現れました。」→「悔しい!面白すぎて後入りしちゃうっ!!」


ユーリアPLさん……どうか此処だけで良いから読んでくれ……
シャリアちゃんもユーリアちゃんもめっちゃ好き(笑)

いやあ、シャリアちゃんがナルネヴィルで外道キャラに目覚めてからというもの
面白すぎて困る……なんか何言ってても笑っちゃうんだよね……好きなのかな。

ユベルティは外道キャラとか絶対やっつけるマンだから冷たい対応しちゃうけど
PLはもうにっこりよ……。


ストレイはユーリアにも説得を試みて積極的に攻撃はしてない……みたいなことを書こうと思ったけどもう無理だわ(笑)
チェルノとバトって欲しかったホントにwwwwww


なんでルー語なんだよ……しかも敢えて無茶苦茶なのが凄いよ……

ダーク・オブ・ユーリア >> 話?スピークなぞ無駄無駄ネーー!イディオムするにもいい加減にするネーー!!(ストレイには聞く耳持たぬ)

イディオムするにもいい加減にするネーー!!ってなんだよ


ダーク・オブ・ユーリア >> ケ、ケケケケ。キサロもここに来た、もうミー達のウィナーネー!!(壊れても慢心はするのか……)

ミー達のウィナーってなんだよ!!!


天才かな?(そうです)
涎垂らしたり明後日の方を向いたまま喋ったりとイっちゃってる感が凄すぎる
触手も出てくるしもうどこからツッコんでいいか分からないよぉ!(笑)

ユーリアのままでも面白かったというのにどうしてこうなってしまったのか……
チェルノの罪は重い(責任転嫁)


そして産まれるポンポンがスタンダアップ。(スタンダップですらない)
ベレアスモーグ台詞BOTからユーリアの台詞流れて来る度にふふってなるじゃん(なるじゃん)


そんでさ、こんなにさ、ぶっ飛んでるが故に派手にぶっ飛ばされる展開しか見えないユーリアなんだけどさ……
愛され過ぎてて”黎明”まで居るのが凄い。

このテンションとクオリティでずっとロールできるのが凄すぎるんだよなあ……。


面白すぎてリアクションばっかしてたらマギーさん怪我しててすいませんでしたになってる(笑)


・11/6 大雪原地下空洞

本当はチェルノとのロールが時間軸は前なんだけどさぁ……先にやっちゃっていい???

大粛清者ユーリアをミュステラと一緒に撃退(笑)する話
だからあ!”黎明”まで時間が無いんだってばあ!!(でも悔しい!後入りしちゃう!)

もうホント面白くてさあ……ミュステラちゃんも可愛いですよね
みゅすみゅす(ぽんっ) ぽんっと出てくるからなんだろうけど、リズムが良すぎる。


水蒸気と消臭スプレーで隠れてから、空洞で声が響きやすいのを利用して王の声真似
って流れはお気に入り。権力に弱いユーリアの弱点を突いて行く。

闇のマギマギ棒を渡されて使い方が分からないものの、喉に当てて声を震わせていく(笑)



此処でバレる!?バレない!?ってラインがめっちゃ良い。
特にユーリアが奇抜過ぎて騙せるのか騙せないのか全く読めないところが(笑)
「招集だから早く来い」って言うんですが

ユーリア >> 召集…ミーティングタイムなりか…?
ユーリア >> ヘイヘイヘイヘイ、ヘーイ。ちょっとタイムネー、キング!謁見のルームでミーティングがナウなりか…?

可愛すぎないなりか????


もうちょっと上手い騙し文句なかったかなと思いながらも、この後の流れに繋がるから良かったのであった……。
いやあまさか、背を向けてお尻ふりふりしてる様子を見てさ

ミュステラ >> (じゃくてんは…………わかりました!) (テテンッ)

じゃないよwwwwwwもしかしてお尻!?と思ったらやっぱりお尻だったわwwwwww
今ですお尻に!じゃないwwwwww
まあね、偉そうなキャラはお尻が弱点って決まってるんだ。(決まってません)


(ちゃんと上から下に読みます。)


【夕方】◆ ストレイ >> やっぱりおしりになの!?!?(でも言われた通りにやってみるしか!) ゆ、ユーリアごめん!ほんとにごめん!!(お、おしりに!!なんか、いけない感じのカタチの、棒……><;) (11/06-23:47:04)
【夕方】◆ ストレイ >> (スライディングダーク☆マギマギスティック!) (11/06-23:47:24)
【夕方】◇ ミュステラ >> ストレイくん!いれてーーーーー!!!(((><))) (11/06-23:47:54)
【夕方】◆ ユーリア >> 共産主義に…ベレアスモーグに栄光あれーーーーーー!!!ハイル!ベレアスモーグ!ジークハイルベレアスモーーグ!!!!(遺言) (11/06-23:48:21)
【夕方】◆ ストレイ >> ウワーーーーーーーーーーーーーーーーー!!(気合) (11/06-23:48:30)
【夕方】◇ ミュステラ >> ウワーーーーーーーーーーーーーーーーー!! (11/06-23:49:17)
【夕方】◆ ユーリア >> ア”ア”ァ”ァ”ァ”ァ”ーーーーーーーーーーー!!!!!(濁った断末魔) (11/06-23:50:37)
【夕方】◆ ストレイ >> (うぅ、僕は、女の子のローブのスソから手を突っ込んで、何を……) (11/06-23:50:56)


感想戦役なのにログまるっと貼ってしまうくらいもうwwwwwwなんだこれwwwwww
勢いがあり過ぎる……。
笑いしか出てこなくて感想も何も無いですね、面白かった、面白かった。

臆病な少年が勇気を出すシーンっぽいんですけどやってることがさあ汚いwwwwww
何回見ても笑ってしまうと思う。


しかもこれで終わらないんだよなあ……。
お尻に棒を突っ込まれたのに綺麗なユーリアになるところとか
綺麗なユーリアになったのに即爆破されてしまうところとか
結局綺麗になんてなってないところとか


ホント好きやわ……
シャリアちゃんもそうだけど凄いよねこんな外道キャラでさ?
なのに嫌味な感じにならず面白くて
しかも気持ちよくやっつけられてくれるみたいな
世界の役にしか立っていない……神か……

これからもシャリアちゃんでのご活躍を期待しています。
また遊んで……。



・ジュリエッタさんコラム③~ああ麗しの牛歩戦術~


第①回は内面の一部を
第②回は外見の一部を

そしてこの第③回でご紹介するジュリエッタさんの魅力とは……「関係性の変化」です。


過去の回では意識して控えめにしていたのですが
今回はちょっとPLさんの技量の話になって来てしまうので
ジュリエッタさん、とは言っていますが「このPLさんのキャラクター」と言い換えても通用するかもな内容となっています。
ジュリエッタというキャラクターそのものよりも、PLさんが好きなだけじゃねーかって
なるんですがね。実際好きだから良いんじゃないでしょうか。

その中でもジュリエッタさんが飛びぬけて好きなのです。



でね?(始まります)


ジュリエッタさんとは最初はやっぱ他人な訳です。(僕はあまり過去の既知とか運命は居れてかないPLだし)
他人から徐々に仲良くなっていくわけなんですが

その関係性の変化が!ちゃんと!表現されてるんですよね!!

少女漫画か!?!?(べらぼうに褒めてます)

流石にロール中の細部に渡って……というのは余程徹底したルールを敷いている方でないと
無理かな~とは思いますが。
ジュリエッタさんは所々、その関係性の変化が分かるようなロールを盛り込んで来るのです。

丁寧ですね……素敵過ぎます。


此処では分かりやすく、ストレイとの関係性を例に見てみましょう。


”人狼”では「貴方」と呼ばれ、おうそこの少年兵、という感じです。
名前もまだ知らないかな~という感じ。


”獲得”→温泉ではもう名前は知っているけれど「野良」と呼ぶのを躊躇っています。
ずっと「貴方」です。
温泉では呼び名についての内面の変化だけでなく「初めて相手をそのままの一個人として見た」
というような描写もあり、目に見える関係性でなくても心境の変化が描かれています。
そういうとこだぞ!!!!最高や!!!!!!!!!!!


初めて名前を呼ばれるのは”相反”から移動して教会での会話、その終盤も終盤です。
ストレイは名前にあまり頓着が無いのでここでドキーッとしたりはしなかったんですが
(もったいねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!)


ジュリエッタ >> 良かった。胸を張れる。(つるぎを胸元へと戻す。一回り大きさを増し、一明かり光を得ていた。――胸を張れる。あの優しい人に。一度たりとて否定を得なかった。国を未来を語る大口を、『人形なのに』と切り捨てなかった。夢かたりと分かっていて、知っていて尚、悟りしとて否定をくれない。いと、――いと……、…。) (11/04-07:57:47)


見て下さいこのあまりの可愛さを。(相反後、マリウスから力が戻って来たときのソロルです)
まだ言えないんですよ!!まだ言えない!!!!心の中でも!!!!!
このちょっとずつ進んで行く感じ(3週間のイベなので、それでもペースは速いですけどね)
ほんとに堪りませんね……。

しかもこの辺りから徐々に「剣」を作って行ってます、この積み重ねも堪んねえな……グッと来ますよ来すぎますよ。


この言えない感じ、ユベルティでも味わっています。
どういう流れでそうなったのかは忘れましたが、ジュリエッタさんがユベルティを愛称で呼ぼうと努めたことがありまして。

その時期、「ユ、ユべ……」みたいな物凄く可愛い感じになってて、んああああああああ!!!
ってなってたのを覚えています。んああああああああ!!!(悶える)


そして”黎明”を越えてお見舞いの時には「ストレイの大切な人ですか」と聞かれ「彼”が”大切な人」だと答えていて、心境の変化を感じさせます。

こっから先は、もう、尊すぎて好き過ぎてログ貼れないよぉ……(涙)


関係性やらフラグを少しずつ丁寧に積み重ねていく感じ、とんでもないわ……
終盤良すぎて俺は……俺は……ダメだ、コラム書くためには色んなログを見る必要があるんですが、見てると書けない、胸がいっぱいで……。

個別記事で、個別記事でね……。


とにかくですね!?
このちょっとずつ進んで行く感じが素晴らし過ぎるんです。

ユベルティでは楽しんでばかりも居られないばかりかゆっくりし過ぎて大変なことになりましたけどね……。

その魅力がたったの3週間の中にぎゅっと詰まっています。
関係性の変化と積み重ねを表現していらっしゃいます。

すげえよな……エンカの回数で言えば少なすぎる(個人の感想です)くらいなのに。
技量と、拘りと言うか、そういうものを感じますね。

僕もちょっとずつ関係が進展するのが好き過ぎるわけで……
もう、そういう変化が表れている描写を見るだけで萌え萌え(死語)なのです。


ストレイは素直なショタなので、流れ的に手とかすぐ握っちゃってますけど、そういうのもちょっとずつやって行きたいくらいです。


はあ……もう、好き。

30年後くらいでも構いませんのでもっかいどうですか?(老後の楽しみにしようとするな)

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2018/11/25 キャラクター紹介 Comment(0)

特別コラム レーゲンハルトの名言貼るぞ

レーゲンハルト >> 落ち着きなさい、リントヴルム…っ…ここをどこと心得る…!!(命は…下った)……我らが、王よ、聞き届けました……(血月の目が、リントヴルムを見遣る)――君よ、苦しめ――(剣は抜かぬ。抜かぬまま、リントヴルムの目を、見る。魔力、放出。――これは、心食らう力… 暴れる心を、切り取り、大人しくさせようと働きかける)>リントヴルム


記念すべき初「君よ、苦しめ――」は”招集”にてリントヴルムに向け放たれました。
レーゲンハルトの代名詞とも言える義眼からの精神攻撃はとてもStainらしい
王道を往く必殺技。君よ苦しめファンも多かったのではないでしょうか?
私もパクりました。



レーゲンハルト >> ……っ、……(レジサイド―― 滴るような血色の目が、見送る)


同”招集”より。王殺しを名乗るレジサイドのことを睨んでいます。
まさかこれが”黎明”での対決に繋がって来るとはね……。
王への忠誠心が強いレーゲンハルトだからこそです。



レーゲンハルト >> …は――(呼ばれた。自身の番、か―― 前へと、出る)……粛清騎士、レーゲンハルト―― ベレアスモーグの治安維持を担当する一人、だ… 誰より苦しみ、誰より生きるが、私の志す、騎士道―― 氷術を織り交ぜた魔法剣術と、血晶の、魔眼… 血月にて―― 心を、食らう者だ… 明日の苦しみの為に、共に生き(苦しみ)ましょう、同胞達よ―― (す、と一礼をして、下がる)>ALL


同”招集”より、自己紹介。
誰より苦しみ誰より生きる。この騎士道を最初から最後まで貫いているまさに騎士。
立場を違えた同胞相手でさえ、その苦と生を思う紳士でもあるのです。



クライオフェン >> 嫌だね。決して俺の苦しみを奪おうとするなよ、レーゲンハルト。(口許に笑みを、浮かべながら。)


レーゲンハルトから「眼を修復して貰わないのか」と聞かれての返答。
これだけでクライオフェンちゃんの魅力が伝わって来るようなセリフです。
あの美しいお顔、伏せた眼からこれです。気高く美しいかよ……。


レーゲンハルト >> …えぇ、生憎と…だが、これだけは、分かる…オリジナルは、私を羨むだろう―― 永劫の、苦しみを自ら得たのですか…?――美しいな…私には、出来ぬ事です… 我が苦しみは、ただ、一つ…虚ろの王の傍にあれぬ事―― そのお心の全てを、知れぬ事―― だから、私は望み続ける、永劫に…その姿をひと目見る事さえ、叶わないとしても――>クライオフェン


同”人狼”にて、オリジナルの記憶は無いのか?と問われて。
眼を潰し空を飛ぶことを棄てるという苦しみを得たクライオフェンを美しいと評する。
流石は苦しみを尊ぶ騎士です。
そしてこの台詞から並々ならぬ王への忠誠心が伺えますよね。
忠誠と、得るべき苦しみ、得るべき生が一体となっている強固な動機です。
これがあったからこそ、最初から最後までレーゲンハルトという立場を貫けたのでしょう。



レーゲンハルト >> ――生きていきたかった、だけ――(息)
クライオフェン >> ――、生きていたかっただけ、な。(閉じた目蓋を、僅かに)


同”人狼”にて、人狼の長の発言に対し同じようなリアクションを取っています。
もう息ピッタリですね!この辺りでもう、よっしゃカプろう!と思っていたに違いありませんね。(確信)


クライオフェン >> 己より優れた翼全て。庇護できぬと思うものは全て。引きちぎってやりたい程に憎む。憎んだだろう。>レーゲンハルト


同”人狼”より、クライオフェンちゃんの持つ「憎しみ」の対象。
憎んだだろう。ということは起源であるアイドクレースちゃんの意識なのでしょうか。



アルミューラ >> ミューって柔らかい呼び名で好きだな。オリジナルの名前にも入ってた気がするなぁ。(入ってない)>レーゲン


同”人狼”より。隠れてない名言製造機アルミューラさん大好き。


アルミューラ >> いいのいいの。オリジナルも私に近い存在であることに変りはないから。私はわりと、それに安心を感じているんだ。独りぼっちじゃないんだって。この城壁の外にも、ちゃんと繋がりがあるんだって。――オリジナルが嫌いな人からしたら、ちょっと変かもね。>レーゲン


同”人狼”より
オリジナルとは違うあだ名を付けたかったというレーゲンハルトへ。
レーゲンハルトは人形にオリジナルとは異なる呼称を与え別の人格として扱いたい気持ちがあるのでしょう。
それにしてもアルミューラさんのこのアンニュイな雰囲気は本当に独特で素敵ですよね。
雰囲気だけであげていたら毎レスあげなきゃいけなくなってくるな……。



アルミューラ >> 私はそのために作られたんだ。全うするよ。それが――きっと一番いいんだ。(その結果が何に繋がろうとも。小さくとも何かしらの決意のこもる声がマグにくぐもる)



同”人狼”より。
マグカップに向け呟くような言葉ですが、アルミューラさんもこの決意を全うしているんだよなあ。
レーゲンハルトに並んで称するべきStainなのは間違いありません。


レーゲンハルト >> …!、と…ステラ…(転がり出る闇の品々。ダイナマイトはなかなか物騒な)放り投げずに仕舞いなさい…!後片付けは、しっかりと…!(オカンかな)>ミュステラ
クライオフェン >> ママかよ。(後片付け…)
メルドグラース >> ゲンゲンママ!


同”人狼”より、此処でゲンゲンママが誕生。最初から既に世話焼きでしたね。
(アロロの口元のケチャップを拭いてあげたりとか)



レーゲンハルト >> だいぶ長いこと流してしまいましたが… メル… そのゲンゲン、というのはまさか――

レジサイドとバチバチやっている間、メルドグラースが登場時から何度か口にしているのですが、約50分程流しています(笑)



ミュステラ >> ゲンゲン!元気のゲンゲン!(あ て は ま ら な い)


お前のせいだからなwwwwwwwww
この後、レーゲンハルトの部屋へ合鍵を使って入りへそくりを盗みます。
(いや、そういうロールをしたというよりは、複数のロールを合算した結果そういうことになった様子(笑)
まさかこれがトロピカルゲンゲンを産み出すことになるとはまだ誰も気づいていなかった。


レーゲンハルト >> (異論は却下されてしまった…私は、今日から、ゲンゲン…)……はっ…(へそくり…!? メルはもう、いない) あ…!? (ステラが、ダッシュしていく)…ま、待ちなさい…!!! ステラ…!! その鍵は、私が預かります…!! 待て、ステイ…!!! ハウス~~!!!!(ステラを追いかけていく。追いつけるのか…?)


もうめちゃくちゃだよwwwwww
さっきまでカッコ良すぎる粛清騎士だったんですが、彼の真の人生が始まってしまったのです。


レーゲンハルト >> 無論…  ――赤、だ… ああ、でも、気をつけなさい…―― 彼女は、シンデレラ… 鐘が鳴ると… 帰ってしまう――

僕はどうも、レーゲンハルトPLさんのイケメンっぽい台詞がツボらしく
何でかわからないけどめっちゃ笑ってしまう……
知り合いの人形(MOB)と共に狙っていた女性を先に落としたゲンゲン、その女性を口説く為に、贈る花の色をアドバイスしてあげるときのこと。
先の会話から恐らく彼女の下着の色なのでしょうが……
男友達にそれを教えてあげるのに、耳元でそっと囁いて赤文字イタリックというところがどうしてもツボですね……下世話な話をしているのに、シンデレラ、とか、ツボを追撃してきます。
ゲンゲン……イケメンなのに、TPOを選ばず常にキメてしまうところが天然っぽくてめっちゃ笑ってしまうのです。めっちゃイケメンなのに……


レーゲンハルト >>………――――――アーゼル……(陥落。私は…ゲンゲン…もはや…レーゲンハルトにあらず――――)……あ~ん…(せめてこの慈悲深い一口をありがたくいただこう…もぐもぐ…)……血の味がする―――(何故、私は泣けないのか…)

攻めだと言い張ってるのにこの、屈してしまうところが面白すぎて好きじゃん
笑いが分かっていらっしゃる……。


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2018/11/23 PL Comment(0)

Stainキャラクター解説(ストレイ:感想戦役③)

・11/1 城下町→屍蝋亭

レーゲンハルトの稽古が一日に数時間も行われていることが判明し、戦闘訓練も引き続け課せられているので、お腹が空き過ぎて行き倒れています。
だってこんなに頑張ったことないんだもん。

そしたらまさか屍蝋亭お姉さんズが一緒に来るなんてね……。
タジタジです。
生意気系ショタではないのでこういう時は抵抗できませんね、なすがまま(笑)
お腹空いてるのもあってテンションにも付いて行けずおんぶもされちゃう。

あだ名で呼べ☆というメルドグラースの圧力にも屈しています。
とはいえ、元々メルドグラースというキャラクターが最初から非常に気さくに接して来ているので
心理的な抵抗が少ないです。

ユベルティだと年齢に関わらず女の子は「さん付け」で呼ぼうとしたりするんですが、そういう拘りも無いですからね。
メルドグラースが非戦闘員なのも相まって警戒心は殆どありません。
こういうキャラクターは場合によっては「礼儀がない」と言われることもありますが、
やっぱ打ち解けやすいという大きな利点がありますよね。

特に、対ストレイのような年下の相手の子に対しては自然で
近所のお姉さん感がありますね。ファンファンちゃんは……友達のお母さん←←←


あるのは照れくらいのものなので、以降も嫌がらずに「メルメル」と呼ぶことが多いです。
(照れはあります。屍蝋亭でも同じオムライスを2人で食べることを恥ずかしがっている。)
しかし「メルドグラース」という名前が好き(略さない方が好きなのはユベルティの……というよりは僕の嗜好かも)なので、どっちで呼ぶかは気分でした。
明確な呼び分けはないです。


此処で既に「素直なのらちゃんが好きだぞ☆」とメルドグラースは口にしています
彼女にとっては基本スタンスなのでしょう、だからストレイも裏を感じることなく
素直に受け取っており、後に「メルドグラースのことはちょっと好き」と明言しています。

返報性というか、影響を受けやすいキャラなだけに。
「ちょっと好き」な相手は他にも沢山居るのですが、敢えて口にするのはメルドグラースがそうしているからです。


メルドグラースに屍蝋亭に行きたい以外の願いはなに。と聞かれて
当然ジュリエッタのことを考えているのですが、直ぐに掻き消しています。
既にストレイはジュリエッタに恥じぬ行動を取ろうとしており、「人生のヒントさえ欲しくない」と口にしていた彼女を思えば、誰かに願いを叶えて貰うというのは不純に思えました。


話ながら程良い距離で、正面でなく横に座ってくれるメルドグラース。
もう好きですね。そりゃ会いにも行ってしまいます。

しかし、願い事の話かどうかに関わらず、「自然に話す」というのが苦手です。
レーゲンハルトに「言いたいことは言いなさい」と言われていますが
「あんまり喋りたくないんだ」と半分拒否しています。(黙ったり嘘を吐いたりするのではなく「喋りたくない」という本心の意思表示はしています。)

此処で師匠、ストレイが訓練に身が入っていないことを指摘します。
そして同時に「君の中には何かある」と期待を込めたアゲまで……
設定やソロルを汲んだ上に期待アゲとかいう褒め褒め発言とかさあ、上手かよ。


そんな師匠に、「喋ると自分の内側の悪いものが出て来そうで怖い」と心の内を伝えます。
「何かある」と言ってくれるその何かは、きっと悪いものだ。そう感じている不安を。


んでさ?こっからが師匠の凄いところなんだけどさ?

此処での返答は「大丈夫だよ~」とかそういうのじゃないんですよね。

「なるほどな、それは君の抱えるべき業だ」とまず頷く。
やはり流石、苦しみの中に生を見出す真なるStainは言う事が違う。

そして「己なりの騎士道を見付けろ」と、心の軸が必要であることを諭す。

なんだこのパーフェクト師匠ムーヴは、たまげたなあ……。


そしてこの後の()内です。
「(その結果、道を分けることになっても、私は君を、思い続けましょう――)」

まだ相反のことが分かってない段階です。

レーゲンハルトというキャラは既にStainとして王道を行くぞと決めている覚悟が感じられます。

その一方で、ストレイを反逆側(とか革命側)の王道を行くんではないだろうかと思ってくれていることが伝わってきます。

実際にはストレイも魔都に想いを強く残しますので、決定的な対立をする訳ではないのですが実際に道は分かれますね。

そして、実際に思い続けてくれています。
完璧や……完璧すぎる……。

これが僕がライバルと認めた男の実力です、くぅ~カックイイ~!!


更に此処で、最終的にストレイの愛称として定着することになる「レイ」という名も登場しています。
「私は君を、零と、呼ぶ… Rei(光線)と、呼ぶ…」

ゼロじゃないんだ!!!!!安室さん!!!!!!!!!!!!

何も持たない野良犬キャラから始まったが故の零、光線だからRA……REI?
(気付かなかった……ゆうれんさん……解説を……)



・11/2 ”相反” 前編

相反来ちゃうううううううううあああああああああああ!!!

来ちゃった♡


王、新たな命を下さなくては”ならない”と言ってます。
心苦しいんでしょうか。
ストレイは王の前では終始ビクビクしています。怖いので。
メルドグラースが不敬な感じになると「それ大丈夫なの!?」ってリアクションをよくします。


この王からの3つの問い、非常に上手だと思います。

1つ目の問いは
「汝らは、おのおの、その手に何を持って生まれた?」 でした。

起源から受け継いだものは何か。
こういう難しめの問いに即答できる人ってキャラ設定が確りしててマジ凄いな~~~
と思います。
その時はかなり自分の事でいっぱいいっぱいでしたが、改めて見ると「なるほどなあ」って回答のキャラも多いですね。
ウトゥールスちゃんの虚無故に愛とか好きですね~~~幸せになって(難しい)

案外「何も無い」と答える人が多かったのも印象的でした。
自分もこういうキャラ付けだったので、「何も無い」と答えようかな?と最初は思いましたけど

何か答えた方が面白いだろうと思って考えました。
ストレイが目覚めて最初に感じた自分らしいことって何だろう。

きっと自分の事を疑ったんじゃないかなと。
起源の記憶も無いので、持って生まれたものはStainとしての資質(王への忠誠心と残虐性など)。
でも、なんかそれは何か違うな。
と、最初に思ったはずです。でも、かと言って何をするべきなのかも分からず。
反逆するほどの強さも無いので消極的に生きてしまった。なので

「疑う気持ち」

と答えています。
これは彼の対人姿勢と照らし合わせても一致してたかな~と思います。
”人狼”など、人形の人生を考えたり気になることは質問しているのが基本スタイルでしたから。
レーゲンハルト師匠からは「やっぱStainの在り方に疑問を持っている、こいつは革命戦士になるぜ!」って思われます()

愛しのジュリエッタさんは「意思を」と答えてますね。
もうほんと僕、この意思の強い瞳が大好き。

レーゲンハルト師匠は「剣」、起源譲りの忠誠心の高さ、最後まで真のStainとしての
立場を貫くところと言い流石の回答。王道を行く男です。

みんな何を持って生まれたかと聞かれて手を見て、「ほらネイル!」とか言い出すメルドグラース天才やなと思いつつ、フライパンかな?トマトかも!とか言ってるのはほんと凄いなって。

見守ってくれるファンファンちゃんマジお母さん。暖かな眼差しほんと癒し。


そしてこの問いの良いところは、第2第3への問いの足場固めであるところですね。
ぶっちゃけ何でも良かったんだと思いますが、自キャラのことを考えさせる
視点を内に向けさせる問いとして良いな~~~と。

何も無いって答えた人も、起源から何かしら受け継いでるよってとこも。

実際そうですよね、何も持たせない筈で作ったストレイでも起源の影響受けまくりです
自信を持って「これだ!」と言えなくても何かあるものです。


王の独白が挟まります。
「しかしそれは引き継がされたものに過ぎない。それは偽りでは無いのか」

お前がそうやって作ったんだろ!!
と言いたいところですが、あまりに悲しげな響きであり
王も人形達にとって何かしら思うところがあるのは間違いありません。

”逢魔”ではストレイも「王も自分達と同じだったのでは」と指摘していますが。
ここではまだ「どうしてだろう?」と早速疑う気持ちを発揮しながらソワソワしているだけです。
トイレじゃないわ(笑)王の前で笑わせようとするのやめてよメルメルお姉さん(笑)


第2の問いは
「汝らがこの地に生まれて以降、その手に掴んだものは何か?」でした

これも良いです!
これまでの交流が活きる質問であり、みんなこの日までのロールを思い返していたことでしょう。
自キャラの変化に目を向けさせる。
ていうかキャラクターの能力ではなく”変化”が主眼というだけで
僕としては100000000000000000点の神イベですね。


ここでもリン君は即答で、キャラの設定ががっちりしてんな~~~と思ってます。

ストレイは「分かりたいと思う気持ち」
と答えています。
幼くなりすぎない程度にですが、表現を軟らかめにしてますところどころ。
硬くしたところでマリウス程度が限界なんですけどね、僕。

PBCのPLは中学生くらいから居たりするものなので、平易な表現でロールをするスタンスです。
バトルなんかも分かりやすさ重視で、誰が見ても分かって貰えるようにしたがるPLぼく。
(ユベルティの性格は誰が見ても分からないくらい拗れてる模様)


話逸れました。

此れまでのロールを振り返って、やはりストレイは共感を目指すシーンが多かったように思えました。
真実を追い求めるとまではまだまだ行きません、目の前の相手を理解しようとするだけで精一杯。

既にジュリエッタを手本に、人形であることで諦めずに前へ進もうという気持ちは起こっていますが、まだ不確かです。
手本が要る段階、まだ自分のものになっていないので。
疑う心に発し、ソフィアに学び実践を経て、より深く理解したいと思える対象に出会った
現時点で彼にとって「掴んだもの」と言えるでしょう。

温泉での会話も、それあってのことですからね。基盤になっています。


心のヒロインジュリエッタさんは「可能性」と答えていますね。
起源にできなかったことができるチャンスだと気付いたからでしょうか。
これから頑張る気満々過ぎて良い意味で怖いです。

レーゲンハルト師匠は「心、決して揺らがぬ信念」と答えていますね。
クライオフェンちゃんのこと、そして2人での交流の結果……うーん、王道中の王道
ド真ん中を行きますよね。カッコイイです。
それに応えるクラちゃんの詩的な表現がまた良いんですが周囲の雰囲気が緩すぎて中々入って来ません。

アルミューラさんは「私の属する場所」って答えてますが、最終的にそれに殉じていたりしますよね。
こうして見ると、みんなその後ブレていないもんだなあと思うことが多いです。
すっげーな!!!!!!(イベ的にもキャラ的にも)

メルドグラース、王の御前で思い出し笑いとかほんとにヤバい奴です。


各々の答えに、王は「その手で掴んだものこそが真実」と言います。

此処で思わずストレイは口を挟みます
「起源から受け継いだものだって、真実を掴む手掛かりになっている」
と、受け継いだものを偽りだと思うことは嫌がっています。

王と本気で議論するつもりはなく、口にしただけに近いことであり自信無さげに声は小さくなって行きましたが。

その後も、”虚ろ”である王が「そこに本物を見出して欲しい」と言うことなどに疑問を抱いています。


そして運命の第3の問いです
「汝らが、おのおの、最も愛すべき"尊き者"の名を答えよ。」


この問いの最も良いところは「尊き者」というところですね。
恋愛的な意味に限定しない広い解釈が可能な表現です。

王はダメですが、2人以上でも良いし、居ないって言い切れるなら居ないでもいいよ
とあまり限定しない強制しない感じも自由度が高く良いですよね。

王の名に於いて嘘偽りは許さぬもいいですね~~~~
やっぱ誤魔化しちゃいたい人も多いと思うんですが(僕とか)、正直に口にする動機になります。

”獲得”で意識させながらも、その場では成立しなくても良いやという感じだったのも
頷けましたね。此処で告白してくれればいいわけです。布石。



見て下さい!!!!!!
ここで即答なのジュリエッタさんなんですよ見て下さい!!!!

「私です」てあなた!!!!!!!!
「――私です。」もう一度てあなた!!!!!!!!

尊いです。(ぐっ)

お前どう見ても自分の事大事にしてないだろ。
って言われがちなジュリエッタさんなのですが。
それもそのはず、だからこそ「自分を愛さなくてはいけない」という意味が多分に含まれた
「私」です。

頑張りたいのは最終的に自分の為、成長したい変わりたい乗り越えたいのは自分
国を守りたいのも誰かを守りたいのも
徹頭徹尾、自分。
誰かの為とか口が裂けても言わない女ジュリエッタさんです。
(※これを信じないでPL様の解説をご覧ください)

しかもここで誰かの名前を挙げられる方が尊いって思ってるんですよ。
そこが最高過ぎますよね、私ですってこんなに意思強く答えておきながら!!!
誰かを尊いと言える人になりたいわけです!!!!!
どんだけ!!!!!!!!!!!!!!!!!
好き!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


この瞬間、ストレイはハッとしています。
この時までは悩んでいて、ジュリエッタと言おうかどうしようか恥ずかしがっているのです。
偽ることが許されていたら誤魔化していたかもしれない。

しかしこの答えを聞いた途端に確信するわけです。
この人こそ、愛すべき尊き者だと。

もう尊みが凄すぎたんですね。
恋とか愛とかじゃなくて尊敬が凄いのです。
(勿論そういった気持ちもありますが、この時点では尊敬の方が遥かに強いです。)


だからこそ胸を張っています。
この後で何と言われても撤回はしないぞ!と思っています。
撤回したいくらいのサダメが待ち受けているんですけどね、それを予想しながらも。


他にも素敵な回答が多くありました。
「全てを愛してる」と言ったリン君とウトゥールスちゃん(僕ウトゥールスちゃんと絡みたかった気持ち出過ぎですね)にも違いがあったり。
「エルザス」と答えるロヌーにはビビっと来ました。ホント、イフユちゃんの愛は本物やで……。

ジュリエッタさんここでロヌーちゃんの真似をしているのは、やはり本物の愛を感じたんでしょうか。(見過ぎ)


その後の王の言葉も良いですね。
先ず、特定の誰かを答えなかった人たちを「模範的なStain」として。

この時点では、プラスの意味のように感じられる出し方でした。
まさか次に「真なるStain」が来るって思わないじゃないですか。

特定の誰かを挙げるなんて、お前達はStain失格だ!!!(むしろ人間寄りになってしまったのだから)
という流れかななんて。

「よくぞ嘘偽りのない価値を手にした。よくそれに覚醒めた。殺せ。」

うーーーーーーーーーーーーーーーーーん
上げて落とす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
流石はザス君、王道を行きます、最高や。




・11/2 ”相反” 後編

「私です。」
「――私です。」
何かを確かめてますね。
きっと、私は自分自身と言わなきゃいけない。そう思っているんでしょう。
そして心のうちにあるものをもう一度確かめてから再び。

強さと弱さが絶妙なバランスなのです。
やはり強さと弱さの両方を持ったキャラクターの方が魅力的ですし
それを同時に表現するというのはかなり難しいことです。

しかし!!!!!!
ジュリエッタというキャラクターはそれをもう、これでもかという程にね!!!!

作曲についてもそう、この答えについてもそう、狡くなるのよもそう!!!!

この陰影こそが、彼女の魅力を奥深くさせているのです。
またコラムでも触れますが、この表現を支えている身体描写がまた良いのです。

髪とか瞳とか睫とか肩とか手とかね。
体の一部を描写に取り入れると、途端に文章に体温が出ますが(試してみて下さい)

もう、この細そうな肩とか小さそうな背中とかがね!!!!!!!!!!


すいません、後編を始めるのを忘れてました。


「殺せ」

です。
ストレイはジュリエッタの名前を挙げてしまいました。

彼女に”美徳”を感じたから。
「彼女が愛されない世界は間違っている」と感じたからです。

起源であるユベルティも”善い人”を目指すくらいには、美徳を大切にしています。(あんな奴ですけどね)
そしてユベルティが良い人の仮面を脱ぎ、今の性格に向かって行ったのも
ジュリエッタさんとの交流を通じて”変わりたい”という気持ちに至ったから。


何人かジュリエッタさんの名前を挙げるかと思っていたら自分だけで、なんだって!?ってなった記憶があります。
誰が相手でも譲らねえからな!!!(※勿論展開にもよりますしジュリエッタさんの意向が一番です)
という気持ちで居ただけに。

しかし、それほど気合を入れていたので困りました。


とはいえ、キャラとしてのリアクションです。

愛する人を手に掛けなければならない。
ということよりも、「愛されるべき存在」を殺めなければいけないということにショックを受けています。
だって「彼女が愛されない世界は間違ってる」と思ったので
自らそれを否定したらもうオシマイです。

絶対にそれはできません。

もうこれは自殺するしか。
それはそれでジュリエッタの心に傷を残しそうですがそれしかないのでは。


と思っていたところ、2日の猶予があると判明しました。

この場でおっぱじめようとするあの雰囲気めっちゃ好きでしたけどね!!

しかし、これもイベの妙です。
愛する者との交流の時間に宛てられるというだけではなく
この2日間で愛情を築くことさえできるのですから。(片方しか名前挙げなかった人とかね)

模範的なStainとされた人達にもそれぞれ動きようもあり
(この後の大橋での模範的Stainズのお喋りも最高ですね)
このイベントの最初から最後まで言えることなのですが

「楽しもうとした人が楽しめる」

というのがめーーーーーーーーーーーーーーーーっちゃ良いですよね。
最高。天才。ナンバーワンです。


そんなイベントですから、ここで「迷える子羊向け」の情報が開示されずとも
僕はどうにかこうにか切り抜ける策を見付けに走り回ったでしょうが、
今回はこの開示のお陰で交流に専念出来ました。やったぜ。


此処でジュリエッタは冷静に王命の詳細をラファノールから聞き取り
毅然とした態度でストレイの元までやって来ます。
(ストレイはまだどうしたらいいか分からないので「こないで><」って感じですが)

そして言うのです
「期限までに私が『手の届かない存在』になればいい」と。
(模範的なStainとされた者達の条件に、名を挙げた尊き者が架空のものや抽象的なものであったり、手の届かない存在である者が含まれていました。)

どんな発想だよ(笑)

「どうやって?」と聞きます。
「どうにかして。」

聞きましたか!?具体案は無いんです。
気持ちひとつでそう言える。もう最高、最高じゃないですか……ガッツがあります。
窮地に於いてガッツのあるキャラクターが僕は大好きです。
ユベルティもあんな奴ですがガッツだけはありますよね。

「まだ具体案は無いけどなんとかするから」
と言えるガッツ。大好きにも程があります。

しかも安心させるようになんでしょうか、動揺を全く見せず背筋すら伸ばして
「まあ私にだけ頑張らせるのがアレなら堂々と殺しに来なさい」ってさあ……
最高にお姉さんです。

エスコート風に腕を組んでくれたりしながらも確り様子を見てるとかね。
正面から顔を近付けて視線を合わせて会釈とかね。
殺される覚悟ないし、ストレイが居なくなることの覚悟をしようとしているんでしょうか。

ストレイがオロオロすればするほど、お姉さん感が出てくるジュリエッタさんは
まさに相対的お姉さん。ストレイが確りしてくるとそうでもなくなるので
相対的にお姉さんになったり逆になったりを繰り返すんでしょうここ。


そしてこんな時でもストレイを気にしてくれるレーゲンハルト師匠、マジ師匠……
あのさあ、こっちは一方的に名前挙げただけだし、まだ恋とか愛とか言えてないのよ???
君達両想いでしょ????????
もう運命でしょ??????????????
しかも話するとか言ってるけど絶対どっちか死ぬじゃん?????
美しいから!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺みたいに「絶対生きるからな……」とか思ってないでしょ?????????????
そんなだから、ストレイよりショック受けてるでしょ???????????
それとも最初からそういうサダメだと思ってたわけ????美しいが故に??????

そんなときに「君はどうするのですか」じゃねーーーーーよ!!!!!!!!

愛か!!!!!!!!!!!!!!!!!
師匠!!!!!!!!!!!!!!
師匠愛!!!!!!!!!!!!!!!!!


師匠の言葉を受け、「騎士道を見付ける。」と決意を返します。
まだ直ぐには見付からん模様なんですが仕方ないです。


ここでバーン!と背を叩いてくれるメルドグラースも良いですね。
色々と言わないでそれだけ。
彼女なりにこの事態の重さを分かってそうしてくれているのが分かります。


この後、激動までの2日間でそれはもうあっちこっちで大変なことになってますが
それに言及し始めるともう尺がどれだけあっても足りませんので、みんな各自で書いてくれや……。
書けと言われたら書くぞ……。(こうなったらヤケ)


そして舞台は教会へと移動します。

教会を選んだ理由はマジでなんとなくです。



・11/2 ”相反” 教会

相変わらず緊張して序盤のロールはぎこちないです(笑)
ホントにさあ、マリウスやりやすかったのなんのって……まず暖かいもの飲もう?ね?(笑)

此処でも横に座ります。
横に座るのが好きです、眩しい相手でも横からなら見られるので。

しかしこの
言うぞ、言うぞ……って勢いを付けてるのと、謝らないようにしてたのにやっぱり謝っちゃうところは自分で好きです(笑)

最初は動揺していて何を言ってんだか、なことになってます。
尊き者とか言われて迷惑だったんだろうと、ストレイなりにジュリエッタの心境を予想した上で。
しかし、ジュリエッタは「誇りには思うけれど」と諭してくれます。

ストレイはジュリエッタからある程度認められているとは思っていないから、少し擦れ違ってますね。
勿論誰からも認められているとは思っていないのですが
あまり卑屈な意味ではないので、この擦れ違いも問題にはならず本題へ


「もっとジュリエッタのことを話して欲しい」

とお願いします。
口にもしていますが、ジュリエッタの意向は先程聞いたし
自分自身も絶対にジュリエッタを殺そうとは思っていないので
実際にはここで「話し合う」ことなど何も無いのです。

だからただ単に、一緒にお喋りがしたい、ジュリエッタのことをもっと知りたい。

王からの問いを足掛かりにお喋りをしていきます。


第3の問いに関して訊きます。
ジュリエッタは「自分自身」を愛すべき尊き者だと言いました。
温泉までのことで、努力していることも知りました。

しかし、その先の姿が思い浮かべられなかったから
「その”私”というのは、このまま王と共に世界の終焉を齎す中にあるのか」
と訊きます。
(王は模範的なStainに「世界に終焉を齎すまで仕えてくれ」と言っていました)

どうしても、彼女の目指している理想の姿を想像してみたとき
模範的なStain……という姿に重ならなかったから。
当然ですね、ジュリエッタの中に美徳を見ているのですから、悪徳の象徴であるStainと重なる筈がありません。


この問いのお陰で、ストレイはジュリエッタの中にある大きな矛盾や葛藤を知ります。

ジュリエッタは国を愛するのだと。
王その人ではなく、国そのものに。
それが王の意向に反するものであっても、国を守る為であれば逆臣と罵られようとも実行するだろう人であることを。
それは起源の記憶、故郷を棄てた深い悔いから来ているのだということを。


そしてそれを胸を掻き毟りながら言うのです。


一体いかなる葛藤が彼女の中にあるのか、簡単には測れない。
直ぐには呑み込めないので頑張って頷いて
なんとか理解しようとしています。

ストレイからすれば、ベレアスモーグにそれだけの価値があるとは思えません。
もっと陽の当たるところで笑って生きて欲しいと思います。

けれど否定することなく、「そういう人になりたいんだね」と精一杯理解を示そうとする。
それが掴んだ真実であると、先程口にしたばかりだから。
(此処でジュリエッタが苦笑いをした理由はよく分かっていませんが)


そして理解しよう理解しようとしていくうちに、徐々に気付いて行く。

想像しています。ジュリエッタが愛するもののことを。
思い出します。ベレアスモーグでの日々の事を。

この全てを愛して味方しようとする、その途方もなさに。


「僕もそんな風に誰かの為になりたいや」

そう涙ながらに口にするわけです。
ずっと自分の為に生きてきたから、傷付くことを避けてきたから
傷付くことを恐れずに国の全ての為に在ろうとする姿に心打たれて。

此処では泣かないぞと決めていたし、ジュリエッタが自分の事を話してくれたので
それを笑顔で讃えたかったのですが、無理でした。尊すぎてつらい。ほんとにつらい。
僕も泣いています。ジュリエッタさんが尊すぎて僕まで清い心を取り戻しました(???)

以降、明らかに「誰かの為」を思った行動が増えて行っているのは、この為です。


しかし、泣かないと決めたので、直ぐに堪えて顔を上げます。
きっと涙の痕が残っていたでしょうが、泣いてないと言い張るように拭おうとはしなかったでしょう。
そして決意を口にする。最初からこう思っていましたが、強さが違います。

ジュリエッタを殺さないし、自分も死なないと。

全力で強がります。
「レーゲンハルトに稽古をつけて貰ったから、黒の手が来てもやっつけちゃうよ」
「野良だから逃げるのは得意なんだ」
強がりの極みです。

そして散々強がって
「それまで絶対、独りで戦わないで。」
信じて。と言い、手を握っています。

ジュリエッタに頑張らないでとは言いません、任せて待って居ろとは言いません。
一緒に頑張るから、と伝えるのが彼の結論で、別れの言葉。


もう会えない可能性が高く、会えたとしても対立する立場である可能性が高いから。
「私が(Stainとして反逆者のストレイを)追うかもしれない」
その通りです。

その姿を想像してか、”人狼”の時に鞭で急かされたのを思い出して
「鞭はやめてね」と精一杯、笑おうとしています。笑顔で別れたいから。
「剣にしますね」という返答も含めてめっちゃ好きなんですが、これが後であんな素晴らし過ぎる伏線回収を見せるとはね……控えめに言って神です。


そしてジュリエッタのことを抱きしめます。
手を握るのよりも一歩進んだ愛情表現として、想いと祈りを精一杯込めて
もう会えないとしても、ジュリエッタのことを尊敬して心配して応援して好きだった人も居るんだと伝わるように。
それがつらい時の助けになってくれるように。

この瞬間は無私で、ただただジュリエッタのことだけを考えてそうしています。


さすがにこの状態のまま喋るということになると、そりゃ近いわ良い匂いはするわ暖かいわ柔らかいわ細いわで無私という訳には行きませんよね……それは仕方ない。
此処で逆にストレイよりぎこちないジュリエッタさん、可愛すぎではないでしょうか。
相対的お姉さん、一旦終了です。(まだ終了してませんけどね)


そして、魔都について再び話をします。
これがまた良いですね、温泉の時ともまた違って暖かな空気の中未来を思い描いています。
「この国がより良く続いて、毎日誰かが少しでも良く生きているのなら、私には其れが一番」

これこそが、先に訊いた「私」のビジョンです。
この姿ならば容易く想像出来ますよね。

それをここで持って来るとは底知れぬ実力ですよアナタ…………。

ジュリエッタが国の事を語るのを、ストレイは「ジュリエッタはおっきいことを考えている」
と言います。自分では考えたことも無いようなことを考えているから、凄いなあ、と
結構単純に。自分でもまさか最後のあの台詞に繋がって来るとは思いませんでしたけどね。


そして暖かな空気の中、ストレイはその場を去りますが。



ジュリエッタさんやっぱり強がってるじゃないですか!!!!!!!!!!!!!!!!
この相対的お姉さん!!!!!!!!!!!!
あーーーーーーーーーんもうばか!!!!!最高です!!!!!!!!!!!!!!!
しかもストレイの事を憐れみながらも、やっぱり自分が死ぬという選択を取らないことに葛藤している…………皆さん、前のところで予習しましたね?
これが強さと弱さ、彼女の陰影、奥深さです。

耐えていた涙まで流していますが、それを自分でぐいと拭って立ち上がるんです。
前に進むんです。
これです。
これです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

お分かり頂けたかと思います。
大好きです。



・11/3 練兵場

”相反”にてストレイは決意しました。
一緒に戦うと、何があってもジュリエッタの味方をすると。

これは起源がユベルティであることを考えると異常事態ですよ
だって正義の味方ですから。
誰か個人の味方をして正義を敵に回すなんてことはそうそう無い訳です。

此処ではそこまで想像が働いていないでしょうが
”逢魔”でUnleashedを裏切りStain側につく覚悟さえありました。

それはある程度、少年なりの視界の狭さから来ているのかも知れませんが
それで良いんです。

とはいえ、誰かの為にとか味方するとか言うのは簡単なもの
「そういうキャラ」とか「ジュリエッタ好きなだけ」で終わるかどうかは
こっからの僕の頑張り次第……”激動”で陣営が分かれたのは、そういう意味ではラッキーでしたね。
それぞれの場所、立場で頑張ると言ったことが明確にできましたから。
かなり寂しかったですが(笑)


さて、決意を新たにして前髪を切り、練兵場に足を運んでいます。
(前髪を切っただけでなく、普段の会話からあまりどもらなくなっています)
これまで「やり過ごす」だけだった練兵に自ら進んで。
(ここで朝早く来て掃除をやるのは日本的だなあ、と思うのですが、分かりやすいから良いのです)

大きな声で「隊長!よろしくお願いします!」と頼んでいます。

脱走するにせよ何にせよ、武力に頼む展開があることが想定されますから
残された時間を使って少しでも何か得ようとしています。

「やり過ごし」てはいましたが、教官であるモンド兄弟の実力は知っているし目を掛けていることも分かっていますし
魔都で過ごした日々には必ずこの練兵がありました。
受け継がれたものではない、真の価値なのです。
やり過ごしたままではいけない。真剣に向き合って「掴まなければ」と思ってのこと。

此処で折角モンド兄弟に教えを乞うロールをしたというのに、イベント中にモンド弟の得意技「螺旋渦巻き突き」のパクリ技を出すのを忘れていたのは、このイベントでの後悔の1つです(笑)


といって急に覚醒したりはしないので、やっぱり教官にボコられています。

しかし今までと違って、やられたことを口惜しがっています。
今まで自分は何をしていたんだ。と憤るくらいには。



そこにアリオール君がやって来ます、兄貴肌ですよねアリオール君。
めちゃくちゃ実用的なアドバイスをくれます。

「生き残ろうと思うなら不意打ちをしろ」
その通りですね。
他にも、剣がダメなら魔法を使え、魔法がダメなら起源を知れ、剣以外を使ってみろ
(ここで槍を勧めて来る辺り、ユベルティだとバレていたのかも(笑)

このように生き残る為に役立ちそうなアドバイスを沢山、そして
個々人の深い事情はどうあれ、先ずは生き残ることが大切だという指針をくれます。


乱雑だと思っていたアリオールが、戦闘に関してはかなりストイックなことを知り認識を改めますが、

かと言って、個人間の事情を全く考えないキャラクターではなく
アロロとビィビィ、アーゼルベイルとベルンのことは2人きりにしてやるべきだと言っています。

「死にたくないのに一方的に好意を向けられてる奴」(尊き者と一方から名前を挙げられている者)
に加勢をしてやるつもりであることを話します。
或いは、ストレイもその範囲に含まれていたのかも知れません。

好意を向けている側ですが、アッサリ殺し返されそうに見えています。

チャンスが平等にあるべきだという考えなのでしょう。兄貴ですね。



教えを受けながらも、ストレイはアリオール自身のことが気になります。

”相反”での、第1の問い、第2の問いについて質問を向けるのはやはり
これからの自分の行動指針の参考にしたいが為です、人生のサンプルが足りていないから。


アリオールが受け継いだ飢餓。
そして生きる程に強まる飢餓。
その大きな源泉である起源「自分より弱いオリジンが満たされていることが気に喰わない」

それが現在のアリオールの行動指針であることを知ります。

淡々と語ります。
その間もアリオールは、生や死のことを簡単に口にしていくので

ストレスはアリオールのことを刹那的だ、と感じます。
不死鳥のイメージがある相手のことですから、「輪廻転生があると思っているのか?」と質問したりもしています。

この問いには希望も混じっていて
兄貴で、生と死について考えていて、不死鳥めいたアリオールが
「輪廻転生はある」と断言してくれれば、少し安心できそうな気がしたから。
(「僕は輪廻転生には人形は含まれないと思う」と言っているので、自分では信じていません)


しかしアリオールには
「来世のことを気にしている暇があったら今を必死に生きろ」
と言われ、残っていた僅かな未練を断ち切ることができ、サッパリとした気分になっています。


結果として、アリオールを朝ご飯に誘います。
”人狼”のときはあんなにビビっていたのにね……。
とはいえ、Stainの中でもかなりヤバい奴認識だったアリオールとこうして話が出来たことは
大きかったんだと思います。
この後、”激動”を経てStain達とは対立して行きますが、基本的にはStain達へは
命を奪うような攻撃をしていません。
それは同じ苦楽を味わった連帯感であり、こういったやり取りによって
話が通じるかも知れない……と思っていたからでしょう。(ユーリアに話が通じたかと言えば()

此処で屍蝋亭に行くのはメルドグラースに会いたいから。
(結果的に夜のロールと合わせて2回会いに行っちゃってますが、メルドグラースは神出鬼没で朝は会えなかったという想定で動いてます)



・ジュリエッタさんコラム②~やっぱり見た目も可愛いの~

皆さん、またお会いしましたね。

前回はジュリエッタさんはがんばりやなところが好き好き大好き。
というお話をしましたが、やっぱり見た目も可愛いのです。

中身が好きですが、見た目も好きに決まっているのです。
めちゃくちゃ可愛いですね。素敵滅法です。

勿論、美麗なイラストによる部分は大きいのですが……それだけだとは決して言えません。
では、その魅力について解説して行きましょう、レッツゴー!


ジュリエッタさんの外見描写は、恐らく意図して「髪や瞳」に寄っています。

長い、金髪寄りの亜麻色の髪の毛です。
こういうミルクティー色みたいな優しい色合いはとても良いですね(完全に好みの話)
白とか銀系と同じくらい好きな色合いです。めーたんとかそうでしたね(昔の話)

好みの話はともかく。

この髪の色。
祖国では色が濃いほど素質が優秀、的な設定があるのがその魅力を引き立てています。
しかも髪に魔力が宿るっていう少女漫画みたいなのもあり。

きっと、もっとド金髪だったらって有能兄さまのことを思いながらも
月光に当てて伸ばして来たんです。泣けます。
髪型豊富なのも最高です。編み込み最高です解いても最高です何しても可愛いですけどねやっぱ編み込みがファンタジックで一番好きです。(そこから解けるのが最高だわ)
髪の毛めっちゃ綺麗って毎日褒めます。


その髪の毛がロール中に描写として所々挟まるものですから
「あっ髪の毛綺麗!」
って所々大変です。気になって仕方ないくらいです。触る訳にもいかんし……。


こうやって、キャラの外見的特徴を(特におすすめのポイントを1つか2つ)描写に織り交ぜて行くのはかなり効果的な手法なんだなあ
と学んでる次第なんですが、自キャラの外見設定雑なPLなんで中々ね……。


瞳についてもやはり同じ事が言えますね
薄い色合いながらも深く済んだ瞳が僕を捕らえて放しません。(勝手に)
しかも時折眉や睫の描写が混ざる事で効果倍増、真っ直ぐ薄色を向けられた日にはもう緊張しちゃう僕。


それで一番大事なところなんですが、これらが長くないロールの中にテンポを損なわず
描写されているところなんですね。
もっと美麗な描写ができる方も沢山いらっしゃるとは思いますが、こういった的を絞った
描写のお陰で、短文でのやり取りの中でも外見を意識してしまいますね。
時々使われる美しめの単語やら、専門用語やら、きっとやろうと思えばもっと複雑な記述もできるんだろうなというPLさんのポテンシャルさえ感じられます。

あ~可愛いなと思いながらレス打ってます。


それ以外でも手や肩、背中など、体の部位の動きで感情を表現する描写がとても綺麗です。
(これも短文の中でやるのが凄いです)
僕なんかはガンガン心理描写でやっちゃうので、分かりやすいかも知れませんが雰囲気は無いですね~
だからソロルも短文なのに美し過ぎて……お見舞いロール、好き……。


更には髪型だけじゃなくてお洋服まで豊富だし。
聖衣めっちゃ好きだし、小物も可愛いです。(舞踏手帳ってお洒落な響き過ぎますよ)
細部に設定があるし気も遣ってそうなのにバトルになったりすると容易く投げ捨てるので
もう僕からすれば美術品の破壊行為です。(しかし傷もまた美しい……Oh my裸足の女神よ傷を隠さなくて良いよ)



そしてもう1つ、これも主張させていてください。
僕がジュリエッタさんの外見(?)で好きなのはですね


喋り方です。


これは性格と言うより見た目(ロールは文字なのもあり)に含めて良いかな~と。

「~~なのだなあ」とか「~~なのではないかな」とか
なんですか。貴族か。(貴族だ)

凄い好きなんですね、特にこの比較的他所向きのときの喋り方が。
喋り方だけでももうキャラ立ってますしめっちゃ可愛いのです。
語尾も比較的硬めで、凛とした魅力を引き立てています。


そしてね、これ個人的に大事なことだと思うんですが
「次になんて言うか分からない」んですよね。あんまり。
そして内容が分かっても、どんな言い方になるのかも予想が難しい。


というとピンと来ないかも知れませんが
僕のキャラで言えばユベルティはそうだと思います(頭おかしいから)。
しかしストレイやマシューが次に言いそうなセリフや言い方は思い浮かびやすいはずです。


しかしジュリエッタさんが次に喋る言葉、その内容と調子を想像するのは結構難しいのです。
理知や感情、設定の織り交ざった内面から来る内容と、特徴的だが短調ではない口調が

僕を常に新鮮な驚きを齎します。
ロール中毎回思うんですが、もっともっと喋って!って感じです。
(これは「僕とのロールではあんまり喋ってくれない」という意味ではないのです。「アンコール!アンコール!」なのです。)

そしてそれを引き出せない自分にぐぬぬってなります。


そのくらい、喋り方が素敵なのです。(内容も素敵なのです。今回は見た目の話だったのに結局内面に言及しかけてしまった。)




さて、ジュリエッタさんの外見の話となれば、お胸の話を無視するのは
なんとなく気を遣い過ぎているようでアレなので言及しておきます(笑)


僕は好きですよ(笑)


いや、単純な好みで言えばぶっちゃけもう少し大きい方が好きです。

しかしね、ジュリエッタさんというキャラクターはこの位がベストであることは
もう間違い無いのです。
シルエットが良いのです!!!!!
細い感じが良いのです!!!!!
これで胸だけ何か大きかったらあざといのです!!!!!
ちょっと気にしているところもまた良いのです!!!!!
でもごく偶にでいいので大きくなってみて欲しいです。(自分に正直都一郎P。アイテムとかトラブルで)


分かってますよ(ほんとかあ?)
気にしているんじゃなくて、服が似合うかどうかという意味で盛っているのだと。

イラストを描くときに、どうしてももう少しあった方が見栄えが良いから
素敵な曲線を描こうとすると手が勝手に盛ってしまうという部分もあるでしょう、仕方ないのです。


しかしこれが絶妙なバランスを産んでいます。わかりますか?(反逆王語)

盛ったら幾らかあるように見える。(強い)

盛らなかったらあんまり無い。(弱い(??? 弱くないです。弱くはないです!ちょっとこの後のオチの為に少しだけ我慢してください!!)


皆さん、思い出しましたね?

そう、陰影です。

強さと弱さを同時に描写することができるこの陰影こそが、ジュリエッタさんをより魅力的にしているのです。



すいませんでした。

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2018/11/20 キャラクター紹介 Comment(0)

Stainキャラクター解説(ストレイ:感想戦役②)

・10/25 蝋燭塔

来ました。
ソフィアさん回。
僕の中でこのロールは、今後のストレイのアクションに大きな影響があったな~と
思っています。やっぱり良いんですよ、ソフィアPLさんね。


ソフィアが自由になりたがっている鼠の歌を歌っています。
鼠は自由になってどうしたいのか。歌詞の続きを忘れたソフィアが歌を途切れさせたところで
まさに野鼠のようなストレイが声を掛けてきます。

気になっちゃって(笑)
歌が聞こえたので隠れて聞いていたのですが、中々続きを歌ってくれないので気になっちゃって。


こっちに来て喋ろう。と言ってくれるソフィアに対して、まだまだ警戒しているストレイは近付きませんが
ソフィアはそれを咎めることなく、受け容れて話を続けてくれます。

凍えた風の吹く蝋燭塔の上で、空を見ているソフィア。
「空を見るのが好き」とのことですが、これもストレイには良く分からない。
下ばっかり見てるし、寒空を見上げても……と思って、つい「海の方が良い」と言ってしまいます。
海、というのはつまりペティットのことなんですけどね。
彼自身、何故そう思うのかはわかって居ませんしあまり大きな動機ではありませんが
魔都を冷たい所だと思っているので、暖かな美しい海を夢見ています。


ここで直ぐに謝っているのは、ついうっかり自分の気持ちを喋ってしまったから。
しかもソフィアとは反対とも言える意見、相手を傷付けるものが出てしまったと思っているから。

悪いと思って、空を見上げに物陰から出て来ます。
相手と同じ事をして気持ちを分かろうとするキャラなので、ソフィアと柱一個挟んだくらいの場所に座って、同じように空を見上げます。

此処でもソフィアは気にすることなく、続きを促してくれます。
徐々に警戒が解け、自分の気持ちを話し始めています。(まだ途中で止めたりしてますが少しずつ。)
頻繁にソフィアの表情を伺っており、理解しよう理解しようとしながら。


この辺りがホントに、ソニアさんでもそうなんですが、聖母マジックやな……と
思う訳です。あーんもう僕何でも喋っちゃう!!!!!!!!!

ついでに、此処で「僕は風邪引かないんだ」と言っているのは勿論セルフオマージュです。
(ユベルティ「冒険者は風邪引かないんだ。」)


並んで座り、同じように空を見上げ、ソフィアの顔を見て気持ちを汲み取ろうとしていますから。
「寒くない?」とソフィアに問われて
「寒いね。」と自然に返答することができました。
そうです、俵万智さんです。


しかもこのソフィアさんの「寒くない?」は、ストレイが先に訊いたセリフであり
その時はソフィアは風邪の心配をするなんて変な子だ、と人形らしいリアクションを取っていました。
そのソフィアが、此処でストレイを心配するように声を掛け。
ストレイが当たり前のことを当たり前に返し、暖かさが産まれている。


良いですね。良いです。
同じように空を見上げ同じ寒さを感じて共感が産まれた瞬間でした。


ソフィアは最初に問われたときは「寒いけど、苦しむのが生きる事なら寒さに凍えるのもまた生きること」というように答え、寒さをただの温度変化のように言っていますが
この瞬間では「ええ、寒いわ。寒い。」と、とても寒そうに言うのです。
心が暖まったから寒さを感じるというか、う~~~~ん、流石です。


その変化を自分でも感じ「故障したのかも」と口にするソフィアを見て、物悲しさを感じながらもストレイは少しの間、黙って空を見上げ続けます。
沈黙が流れます。


そして、此処でまた2人は殆ど同じタイミングで「ねえ」と切り出す。
最高やなって……。

じっと考えて、最大限ソフィアを思い遣ろうとして
それで出てくる呼び掛けが「ねえ」であり、ソフィアと同じでした。
ストレイにとってこの呼び掛けは愛情深いものとして定着するのです。
(南の島では忘れてて言えてませんね……やっちまった。後で私書に入れました。)


そしてソフィアからの問いに答えます。
此処では自分の素直な気持ちを口にしているので、どもったりしていません。

人形として残酷な行いに楽しさを感じてしまうこと、しかしそれは間違っていると感じるから、そんな自分が嫌であることを伝え
更に、ソフィアに対して感じたことをストレートに口にします。

「何故そんなに、自分自身のことを人形だと思おうとするのか」
(むしろ人間たろうとしている彼からすればソフィアはそう見えていました)
「何故そんなに、今にも消えてしまいそうなのか」
(どこか儚さや破滅願望のようなものを見ていたのでしょう)


どちらも、ストレート過ぎて相手にとっては痛いかも知れない言葉ですが
まだ、心配な相手にどう接して良いのか分からないので、そのままを口にするしかありません。


ストレイの言葉を受けて、悩み苦しんでいるように見えるソフィアを前にして
「やっぱり口を開いてはいけなかった」と感じ俯きます。
優しい言葉が出てこないし、こんな時どうして良いか分からなくて何もできない。


しかしなんとか、ソフィアの問いには答えたい。
「私は狂っている?」人形と人間の狭間で苦しむソフィアからの問いに。


答えは自然と出て来ます。
ついさっき、あまりにも人間らしい体験をしたばかりだったから。
一緒に見上げた空は綺麗だった。とそれだけ答えます。


そして再び同じ空を見上げ、同じ風、寒さを感じながらソフィアの歌を聴きます。
「ストレイには何だか笑っていて欲しいかも。」
そう口にするソフィアの歌はきっと優しく響いたことでしょう。


ストレイはこうして、思い遣りを表現する手段を学んで行ったのでした。
今後のロールでも度々この時のことを思い返しているだけに、ソフィアさんとはまたエンカしたかったぜ!と思うのでした。

ちなみに。
此処で名前について「自分の名前は割とどうでもいい」発言の後
名前も起源から来てる?そうか!みたいな顔をしてますが、「起源も大したことないんやろなあ」って思ったくらいなので何も無いです。(笑)



・10/26 ”歌合”

まさかいきなり魔都ピンチになるとは思わなかったよね。
もしかして滅ぼされるん?これからそういう方向で苦境に立たされていくん?
悪の光の軍団(???)との決戦ルートなん??と色々ソワソワしてました。

アルミューラ「私は治療をメインに行おう。スピード勝負だ、やってやる…!」
↑面白可愛過ぎない????????????????
何国歌を作って歌い始めてるの……最高か……。


とかく、護衛くらいしかできないので護衛に回ります。
歌が好きなので歌姫も大事、守ろうという気持ちはあります。(ソフィアもいるし!!)
苦手なアリオールにも声を掛けるくらいには、歌姫様を守らなきゃ!と。

とはいえ、やる気はありますが実力はまだまだなので
身を引き換えにするしかないのかも、とは既に思っています。
そういう命でもあるので、自然と受け入れていますね。
(怪我しないでね。と言ってくれるソフィアに対して、首を横に振っています。)


シュメレクが踊ってるのを見て驚いています。
先日は対抗心を燃やしていたのに、踊りもできる奴だと知ってがーん!
しかもクライオフェンと共にソフィアの歌に合わせて有翼の2人が舞うとか
どういうことやねん美しいわ!!!!!!!
好感度が上がります。(歌や踊りが好きなのはやはりインドゥの血が……?)

そしてそんな歌姫舞姫達を華麗に守護するレーゲンハルトの好感度も上がります。

”人狼”での教訓を活かそうとしますが飛んでくる矢に対しての恐怖があり、上手くできなかったからこそ眩く映っているところ。
先日の”獲得”でのこともありました。颯爽と娶り、優雅に守る。完璧だわ。
そういった理想の騎士を地で行くレーゲンハルトのことを、此処でもう尊敬していますね。
此処でゲンゲンと呼ばれていることを知るのですが、最後まで一度もゲンゲンと口にしたことは無いのです。

オールド・ワンちゃんとの連携もあり、此処で見た目からしてアヤシイと思っていた彼女のことを信用しています。
(それが発揮されるのは”激動”の辺りですが)

ベルンが身を挺してソフィアを守っているのを見て、自分も!と続きます。
何でも先達の動きを見て学んでいくキャラ
上手く行ったとまではいえない成果でしたけどね。(ダイス的に。しかし序盤は失敗で良い…)

この回、かなり色んなキャラに応援して貰ってます。必死感出せてたかな~~

シュメレクに背中を叩かれたときなどは
「皆の為に踊りを止めないで。それに、自分も見たいから。」
とカッコつけるまでに。

ラヴィーネを守る為にビィビィと協力してレイド組の絆を見せたりもしています。
が、遂に二度目の挺身で重傷者の仲間入りとなり、ボロ雑巾に。

しかし只では転ばない……控室ルームに重傷のまま這って入り
イーヌオの足を掴んで「護衛に行ってよ、歌姫を守ってよ!!」
と懇願します。

PL的にはわーい、バトンタッチ成功~!って感じだったのですが
その後のダイス目もヤバくて、アルミューラさんに治療して貰い、杏仁豆腐を食べたらすぐベルンに続いてルームに戻ってます。


そして戦いは終わり。

ストレイは光の者達の断末魔の声を聞いて呆然としています。
生き残る為に戦ったけれど、やっぱり討ち滅ぼされるべきは自分達だったのではないか、と。

そこへシュメちゃんが黙って剣を拾って背中を叩いてくれる。
無言の優しさが沁みます、良い子や……。

そんなシュメレクに、何とか気の利いたことを言おうとして踊りの感想を伝えたところ
「もっと強くなったらもっと踊っても良い」と言ってくれました。

強くなることは、より誰かを傷付けることだと思っているので、あまり強くなりたくないのですが……
この戦いでの力とは、ディーヴァ達を守る為にありました。
そんな戦いの後なので、(シュメレクの舞いを見たいというのもあり)強くなるのも悪くないのかも知れない……と思い始めます。
まだ思い始めただけ、だったのですが。


そのタイミングで、ギャグの流れからではありますが
レーゲンハルトに「何か言いたいことがあるならちゃんと言いなさい!」とオカンネタを振られ
「剣を教えて欲しい」とお願いするに至ってます。

レーゲンハルトへの尊敬、守る為の戦い、シュメレクからの発破、言いたいことがあるならとタイミングがあったこと。
これらが重なって、偶然ぽろっと言ったことだったのですが
快諾してくれます。レーゲンハルト、なんて良い人なんだ……。

しかし、時間あるときにちょっと教えて貰うくらい。
かと思っていたら毎日数時間の特訓を受けていたようで、やはり
レーゲンハルト……なんて良い人なんだ!!師匠……付いて行きます!!!!


このようにして徐々にですが、ストレイは世界や自分と向き合い始めます。
十字軍との戦いを経て、自分が何のために戦うのか。
その為に考えるべきことは何なのか。(”人狼””獲得”でのことも踏まえ)
嫌っていた力ともまた、少しずつ。




・10/29 城下町

ソロルです。
急襲にマリウスで参加したこともあり、せっせと暗躍しているのでストレイの出番は控えめでした。

反逆者達が亡者を殺していたので、その死体を見付けるロールをしています。

折角死んで楽になったのに、またこんな酷い目に合わなきゃいけないのか。
嫌だなあ、自分もそうなるのかな。と考えて。

強くなろうとし始めたものの、未だ生に対する動機が消極的です。
「向き合わなきゃ」「考えなきゃ」とは思うようになったのですが、「何の為に」が抜けている……って感じのロールでした。

ストレイ解消。(反逆者が亡者と間違えてストレイを刃物で殺したまえよしてしまうこと。)



・10/30 魔都温泉休憩所

直前までは、メルドグラースとレーゲンハルトのルームに後入りしよ~と思ってじーっとタイミングを見ていたのですが。
2人が、良い感じに!雰囲気のあるロールになってきて!!
そっと立ち去りました。()


しかし立ち去った先で待っていたのは
ジュリエッタさんが被っちゃった硝子の破片を取り除くとかいうドキドキイベントで
PLが「これ、もう、どうするの……(///)」ってなってました。アホですね。


手助けはしてあげたいのだけれど対応の不慣れなストレイと、その不手際を指摘することもなく任せてくれる優しいお姉さんの図です。kawaii……

細かい破片をどうしたら良いかわからず、1個1個手で取って行こうとします。
(ジュリエッタからは見えづらい頭の上とかのものを)
不慣れで下手、とてもイケメンな対応とは言えないのですが
年下の子に任せてくれるのと相まってお喋りの時間を得る、というなんとも面白いシーンだな~
とか思ったりしてました。


しかし此処から、気になる人が近くで動いてるのでその一挙手一投足にドキドキしている
ストレイとは対照的に、ジュリエッタはお姉さんっぷりを発揮していて起源の話なんかをしてくれています。

起源の記憶も無く、緊張しているストレイは話にもあと一歩身が入らず「そ、そうなんだ?」みたいなリアクションになり、ジュリエッタが櫛を取り出した意味も分からないでまごつく、という不慣れ感全開です。
絶対後で凹むやつです。

起源のことを思い返すように話していることで、自分自身の体験ではない筈なのに、懐かしむようになってきている。
そんなジュリエッタの様子も分かって居るのか居ないのか。
というレベルでもう(笑)これロールとして良いんかな!?やりづらくない!?って心配さえ出て来てました。


魔法は自分と同じくらいの頃は下手だった。とか
我儘な少女だった。とか
怪我のこととか。
聞いてはいるんですけどね。


上手く答えられないまま、もどかしさが高まって行って
遂に「変なの」と言ってしまいます。
しかし、それは直ぐに悪い言葉だと気付き、「ジュリエッタは難しい」と言い直します。

理解できそうで理解できないのがもどかしい。


”人狼”そして”獲得”を経て、ストレイはジュリエッタが努力していることを知っています。
そして此処では、(起源の話ではありますが)昔から努力していたことも知りました。
酷い怪我さえも自分に試練として課すかのような姿。

それでも「頑張ってるんだよ~」という顔の1つ、「頑張らなきゃいけないんだ」という悲壮感の1つも出していたらまだ理解出来たのでしょうが、それも表には出さないタイプ。


その答えを「相手への思い遣り」なのか?
と一旦は結論付けようとしますが、それは答えのほんの一部でしかなく、簡単に否定されてしまいます。

すわ、議論か、拗れるか、というところ。

ストレイは「ジュリエッタにとって普通のことなのか知りたいだけ」
と議論を回避します。ここで目的を取り違えない辺り最早ユベルティとは呼べません。

「オリジナルの生きていたところが全然違うのかな」とは、ユベルティがジュリエッタとの身分の差を気にしていた名残ですが、僕が言いたかっただけです。
ストレイはStain達のことをみんな呼び捨てにするくらい、同期だと思っていますもんね。
(歌姫様は歌姫様って言います)


とまれ!
目的を取り違えなかったことで拗れることなく、ジュリエッタは事象や考えたことではなく、「今の感情」を口にしてくれています。
これは大きな前進だったと思います。良くやった!と我がキャラながら褒めてあげたいです。


此処が転機となって、さっきまでの緊張でおずおずと喋っていたのとは違い
素直に喋ることができるようになっています。(どもりも少ないです)
先日ソニアと共にそうしたように、横に座り、「ねえ」と呼び掛けています。


ロールってなんかこうやってスイッチが入る瞬間がありますよね。
みんなめっちゃ頷いてくれてると思います。(確信)


話は再び起源のことに戻り
ジュリエッタが起源を越えたい、越えられるのか試したい、変われる本質があるのかを知りたい
その可能性を探していることを知ります。


ストレイはやはり此処でも理解できる訳ではないのですが。
ウトゥールスに対し愛の話題で口にしたように
「僕はそんな風に思えないけれど……(君がそんな風に思えるのはどうして?)」
と言います。異なる価値観をより知ろうとします。15歳じゃないな…。
自分は、こんな悪徳の国の申し子として産まれているのに、そんな風には頑張れないと。


これに対するジュリエッタの言葉には衝撃を受けます。(リアクション短かったけど僕も衝撃を受けてます)
「私の国もそうだったから。」
ベレアスモーグ程悪徳に支配されていた訳ではないでしょうが、アイスベルグが戦争ばっかりしてた頃のことを言っているのでしょう。
そしてその中で憧れる姿があった。


そうだったんだ!!心の中で大きな声で言っていたことでしょう。
自分は魔都の産まれであることで、人形であることで、諦めていた部分が多くあったのに
この人は何一つ諦めていないんだと。
詳細は分からなくても、その想いの強さに驚いています。
(うっかりシュメレクの起源なのか!?と思って動揺してますが。あなたを超える為に……とか言ってたから。)


理解できそうでできない、というモヤモヤが吹き飛びました。
あるのは純粋なエール。
かと言って、「そうなんだ!頑張れ!」とは言えません。もう血が滲むほど頑張っているから。
「でも頑張り過ぎないでね!」というのもちょっと、上手には言えません。
まだ不器用なので、頑張りを否定するように聞こえてしまいそうで。


そこで、ただジュリエッタの手を握ります。
不器用の極みみたいなアクションですが、精一杯気持ちを込めて。
ソフィアが歌ってくれて嬉しかった気持ちを思い出して、何かしてあげられることを探した結果でした。

ご存知の通り、これは今後ハグへと進化していきます。
口下手で、態度で示すタイプなのでしょう。
色々要らんこと言ってしまう起源とはもう、完全に道が分かれてしまっている……。



ついで
「怪我してるけど大丈夫?」ってちゃんと言えています。
”人狼”の時は言えなかったのですが、”獲得”でのショック療法でコミュニケーションが取れるようになって来ています。

その対応は、「アルミューラにお願いして治して貰えるように働きかける」というものでした。
ユベルティだったら「怪我はちゃんと治さなきゃダメだよ」と言うだけで、自分でアルミューラさんに言うに任せますから、やはり大違いですね。
(心配する気持ち自体は同じなんですが…………)



・10/31 ベレアスモーグ城下町(厄災の八方)

ジャジラト君が反逆してたので、わーい!って遊びに行ってます。
厄災の獣君達の設定もヤバかったし、ジャジラトはめちゃくちゃ強かったし、もう単独イベで見たかった。
もっかいやって()

登場時から怪我をしているのは、「人形をころしたまえよ」という命を受けた反逆者から
おっ、弱そうなヤツおるやん!って感じで襲われてるからです。

街に現れた厄災の獣達に1人で太刀打ちできる訳もなく、城への避難誘導を行います。
話し掛けて来てくれたクグドのことは警戒して慎重に対応、見逃して貰えた?ようです。

ジュリエッタの居そうな教会や、メルドグラースの居そうな屍蝋亭を気にしています。
既にメルドグラースを気にしている辺り、良い印象を抱いている様子。

しかしこの日のロールの印象はもう
「ユーリア・バスターライフル」
しかない。もうそれしかない(笑)

チェルノエニェーバが腐れ外道マッドメカニックと呼ばれるようになった所以である。

確かに僕も煽りましたけど。
「チェルノ、ビームがいい」っておねだりしましたけど。

ゴミ箱と融合させるとかwwwwww
チェルノがノリノリ過ぎてもう面白くて。やっぱりチェルノPのギャグは最高過ぎるぜ……。
そりゃもう
ストレイ「ごめん、ユーリア……でも君の力が必要なんだ!」とか
ストレイ「ユーリア、見てよ、君の好きなこう……虫けらだよ!」とかそんな感じになるわ。

ごめんねユーリア。でもユーリア大好きなんだ(PLが)

ここでチェルノが「血晶」のルーンにてユーリアの心臓を動かしているのを見て、最終戦でマタベエ殿への治療を行うヒントにしていたりします。(間違えて「邪血」って打っちゃってるけど)

あとめっちゃモンド兄弟好きなんですよね、それを見られたの嬉しかったな~!
状況的に絡めはしなかったけど!




・ジュリエッタさんコラム①~ジュリエッタさんはがんばりや~

皆さんお待たせしました。
ジュリエッタさんの魅力を語るとってもヤバいコラムです。時々挟まります。


※注意
こっから先は個人的解釈感想の塊、妄想とか勘違いとか誤りのパラダイス
何故か分かったような口調で語る危険なダンスフロアだから気を付けてね。
ストレイ君も分かったなんて決して言えないって言ってるけど、分かった風な口調で語りたいくらいのやる気だよ。



ジュリエッタというキャラクターの魅力のひとつは、彼女がとんでもない努力家であるということです。

勿論、努力家のキャラクターは少なくありません。
うちにもマシュー君という努力型のキャラクターが居ます、良いですよね、努力キャラ。
しかしジュリエッタさんは「努力キャラ」の一言では片付けられない魅力があるのです。


彼女が努力するに至る背景は少々複雑で、僕が正確に語ることは難しいので割愛します。
ごく端的に言えば「良い家に産まれた責任感」「才能にあまり恵まれなかったから」と言えるかも知れません。
更にはStainになってからは「起源にできなかったことをやり遂げる」みたいな使命感まで加わってもう……好き。
この背景事情もかなり好きなんですが、もっとご紹介するべきところがあるからですね。


それは彼女の「努力に関する姿勢」です。

ジュリエッタは頑張ります。出来る限りで頑張ります。
しかしその頑張りさえ「小娘が努力した程度たかが知れている」と認識しているのです。
(僕が勝手に断定口調で言っています)

これは卑屈だとかそういう訳では無くて、現実的な視点でそれを分かっている。

でも止めない。

そこが良い。

そこが良い…………。


ジュリエッタは言っちゃえばお嬢様です。
お嬢さん扱い小娘扱いも悔しいながらも、ある程度は仕方ないと思っている。
実際そうだから。
だから「もっと過酷な環境で頑張って来た人とか居るのめっちゃ分かってる」

だから全然努力してる感じ出さないし
「私だって頑張ってるもん><」みたいに泣きださないし(でもそういうシーンも見てみたいです)
努力が実を結ばなくてもぐっと堪えるし

でも鋼鉄の精神という訳では無くて事件とか他キャラとの絡みとかでもうグラグラするし
そこで歯を食いしばって耐えるところがもう堪りませんね。
堪りません。


本当に心を許した女友達とかには甘えることもあるんやなって……。
尊敬してる人からよくできたって褒められたらちょっとだけ泣いちゃうんやなって……。


努力というキャラ付け、設定、ロールネタに収まらないものがありますね
がんばれ~!というよりは、もうやめて~!(痛々しくて見てられない!)という気持ちになってしまうものです。
でもそれが彼女を彼女足らしめているものだから。

「血の滲むような努力をした」と書かれてもそうは思わないし
彼女はやはりお嬢さんなので、現実離れしたあっと驚くような努力をしているわけではない
(努力のハードさ、難しいことを達成したかどうかでなら、もっと凄いキャラは沢山居るでしょう)
なのにそう思える。
ジュリエッタというキャラクターの台詞、描写、そしてアクションからそう感じる。

けっこー凄いことだと思います僕は。



この魅力はラウラちゃんにも見られるので、やっぱばこさんトコのメインキャラ女の子はサイコーだぜ!!!!
ってなるんですけどね。



しかもさ~、「自分は足りてない」って思ってるキャラだから
他のキャラからの助力は何でも最大限取り入れちゃったりしてさ~
僕なんかは「それはちょっと違うな……」と思っちゃうことも多いけど
圧倒的に広く取り入れてるし、しかも他のキャラと築いたものに関しては
やっぱ少し自分だけで努力したものよりは自信持っちゃったりなんかしてくっっっっ

よし、一回切り上げます。また次回(笑)

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2018/11/18 キャラクター紹介 Comment(0)

Stainキャラクター解説(ストレイ:備考編)

【できないことができるようになった一覧】

・死なない為の消極的な生 → 悪徳の国の産まれだから、人形だからと諦めて居ない者との出会い → 自らの内にあるものに気付く → 積極的に他者の助けになる為に生きる
・自分の言葉は他人を傷付けるという不安 → ソフィアやジュリエッタなど、己の素直な気持ちを真っ直ぐ受け止めてくれる者との交流 → どもることが少なくなる
・命じられるがまま、命令には意見できない → 生きる指針(レーゲンハルトの言うところの騎士道)を見付ける → 王に向き合い意見するまでに
・凌ぐだけの戦闘訓練 → ”相反”で戦う決意をする → 自ら率先して戦闘訓練に赴く
・強くなりたくない(より他人を傷付けるだけだから) → ”歌合”での守る為の戦い → レーゲンハルトに師事
・剣も魔法も苦手 → レーゲンハルトに師事 → 空中で舞うような剣技、氷剣の形を変えるなど師の模倣ながら幾らか扱えるように
・ラヴィーネの言う「アイドル」が分からない
・死霊兵任せにし、自ら傷を負う覚悟が無いせいでそれらを失う → ”獲得”にてビィビィ、ラヴィーネと協力したレイド戦にて傷を負ってでも仲間の為に戦うことができるように
・決死の覚悟の相手に気圧される → ファンファンを守る為にアーゼルベイルの前に立つまでに
・心配な相手に声も掛けられない → ソフィアとの交流で思い遣りを示す方法を学ぶ → 並んで座る、声を掛ける、手を握るなど 態度で示すようになる
・アリオールが苦手 → ”相反”で少しでも強くなるヒントを欲し、積極的に問いを投げ掛ける → 共に訓練や食事をする
・イーヌオが苦手
・ウトゥールスの「愛の形」「愛はどこまで行っても一方通行」が理解できない
・自分の好意を伝えられない

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2018/11/17 キャラクター紹介 Comment(0)

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都一郎P
性別:
非公開
自己紹介:
PはPLのP、プロデューサーのP。
カタルシス信者。キャラに苦難?ご褒美です。
キャラに属性やキーワードを持たせる事が下手、発想が貧困、皆様のネタで生かされています。
 
 
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