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ギガトールさんから貰った手紙に返事を出すのが非常に遅れてしまっていたので、教会の丘まで自分で届けに行った。
ギガトールさんがベリアにでこちゅーしていた気がするが、あの身長差だとギガトールさんは結構腰を折らねばならず、中々大変そうだった。(小学生並みの感想)
手紙の内容としては、アカマガツのこと……それもゼルサリスのことについて話を聞きたいということだった。
何故今になって?という疑問を抱いたが、どうやらファルベリアにとっての転機が再び訪れているようだ。
ファルベリアにとって有利な証拠を当時は集めきれなかったこともあり、俺は喜んでできる事をやるつもりで居た。
特に、ゼルサリスの所持していた「二本の剣」が問題となっているらしい。
俺はゼルサリスが討たれたところに居合わせはしたものの、怪我人が多くて剣のことを気にする余裕が無かったというのが実際のところだ。
「確かにそこに剣があった」という証言だけというのは、力及ばずと気落ちしてしまうが、それでも無いよりは良いことだ。
ギガトールさんは何を企んでいるやら、俺を交えて数人と食事会を催そうとしているようだった。
ファルベリアの処遇についての対策会議、ゼルサリスの剣の存在が自警団の何者かによって抹消され、ファルベリアにとって不利な状況にあるようだ。
俺の存在がキー?少し役が勝ちすぎているきらいはあるが。
同じくあの場に居たセシリアやエレナカレンは?と問うも、ギガトールさん曰く、セシリアはこの件に向かないしエレナカレンのことはよく知らないから、だそうだ。
確かにセシリアは大事な人のこととなると熱くなりやすいトコロはあるが、向かないという事も無いように思える、此処ぞという時は声を掛けようと思った。
困難に立ち向かう力がそこにはある。相手が周到に証拠を隠しているとするならば、苦境に立たされることもあるかも知れない、そんなときには、きっとその力が必要になる。
俺は理不尽なことが嫌いだ、それに晒されている者が居るならば何とかしてやりたい。
力不足を悔いたこともある相手だ、進んで協力させて貰おうと思う。
イェンスさんとは良い感じで仕事の話が進んだ、仕事を融通してくれるようになってきたし、実際の商売の実態に(イェンスさん側として)触れる日も近いだろう。
正面から行っても、通り一遍の逃げ道は用意してあるのだ、内からの道を探せれば良いが……深入りもいけないことだから、塩梅は難しい。
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