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依頼を請けた。
裏通りにある会員制クラブのオーナー、イェンスという男の依頼だ。
奴隷を扱っているという話も聞こえる人で、俺は護衛の依頼を請けながらその実のところを知りたいと思っていた。
こういう気になったのは、ヴェロナージでのことがあったからだが。
依頼はイェンスさん(と同行者)の乗る馬車を護衛するというもので、護衛対象はイェンスさんとその同行者の女の人(言葉は通じないと言っていた)。
此方のメンバーは、ネグロフさんという獣人とエスと俺だった。
道中恙無く、(此方の馬車は)賑やかに進んだが、森に差し掛かるところでトラブルが2つ置きた。
賞金首のルイン・ハッチリングの襲撃と、影の魔木(後で調べて、こいつだろうと思われた)が現れたことだ。
影の魔木の目的は良く分からなかった(あまり賢くない魔物はそういうもんだ)が、ルインに至っては簡単なことで、積荷を狙っているのだ。
特別イェンスさんを狙っている風でも、知っていたようでもない。
此処を通る馬車をこうして襲っていたところで、俺達がそこへ来てしまったのだろう。
ルインは俺とネグロフさんの2人で、影の魔木はエスが追い払った。
賞金首だったこともあり、本当は捕らえたかったのだが、あと少しのところで逃がしてしまった。
此方に護衛の意識があったお陰か、身一つのルインの身軽さに気付かなかったという感じか。
馬車の馬を武器にしたネグロフさんが馬の代わりを務め、再び目的地へと向かった。
結局のところ、イェンスさんの商売のことも同行者の女の人のことも詳しいことは分からなかったが、面白い冒険者仲間と依頼をこなせたのは良いことだった。
謎のボーナスも貰ったし。
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