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Beaconとの試合が決まったことを、ロゼッタさんへ連絡に向かった。
対策を練るところへアイニィさんが現れ、修練に付き合って貰うことが出来た。
ロゼッタさんは試合に向けた準備をどのように行うべきか考えあぐねているようだった。
特別なことがあればやるが、特別なことが思いつかない。そんな風に言っていた。
(アイニィさんの普通に修行しろは百理あったが)
そんなときに試合が決まったのは良いことだ。
闇雲に試合をするのも良いことでは無いかも知れないが、もがき苦しんだ先にきっと優勝への糸口が見えてくる。
多分、きっと。
俺はそう思いたかった。
実際に、俺は不安を感じていた。
そしてそれを口に出せずに居た。
前に向かう気持ちを持って、それを言葉にして行動すればきっと、それは間違っていないはずなのに、どうしても消えなかった。
このときの修練では、足場があるときのロゼッタさんの高い機動力を身を持って味わった。
落葉樹林や古城跡ではその力を発揮出来るかも知れない。
けれど俺は、試合を(此方が場所を指定できるときは)闘技場で行うことを止めるつもりは無かった。
決勝は闘技場で行われる。
他の場所でならと言うことは出来ないのだ、障害物や足場が無いところでの戦い方を磨くしか無い。
落葉樹林や古城跡を使うのは、予選でどうしても勝たなければいけない一戦があれば、そのときだ。
通り掛かった(?)マリアさんと試合の約束をした後も、俺はアイニィさんと対魔法の修行をしていた。
俺の不安を見抜きでもしたみたいに(修行の相手をしたりが好きなのもあるだろうが)嫌な顔1つせずに付き合ってくれる辺り、こう言うのも何だが男らしい義理堅さのある人だ。
稽古を付けてもらえば余計に分かる。
自分のことで精一杯だ、自分のことだけで。
そんな俺がペアを組んで戦おうなんていうのは、おこがましい事だったのかも知れない。
今までどうして、これでやってこられたのだろうか。
怖いもの知らずなだけだったのかな。
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