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ファルベリアは自警団へと自首した。
結末として、それは派手でもドラマチックでも無かったけれど。
多くの人が納得できるような結果になった事は喜ばしいと言えるだろうか、それが「良かった」かどうかは、俺に分かる筈もない。
ファルベリアの罪とは何だろうか、赤禍ツに半ば操られるようにして繰り返した殺人。自分がそうであると確信した時点で自殺したり、人里離れて暮らさなかったことだろうか?
協力を仰ぎ、信頼した人物を自らの手に掛けてしまうことを恐れてしまい、単身で元凶を見つけようとしたことだろうか。
罰が罪を引き起こした人間性に対して課せられるものならば、呪いから解き放たれたファルベリアに課すべき罰などあるのだろうか。
罪となるべき行為に対して課せられるものならば、操られて行ってしまった事についても罰するべきだろうか。
どちらにせよ、ただ一つはっきりしている事は…真に忌むべきはファルベリアを「赤禍ツ」へと仕立て上げた張本人である事だろう。それは間違いが無い。
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難しい話はよそう。こういった事は、この街の者が考えるようなことだ。
国や街によって法は違う。旅人はそれに添い、冒険者はその中で(或いはそれを掻い潜って)結果を得る…良し悪しを考えるのは、悪いことではないにしても。
皆それぞれ、思うところはあったように感じるが手荒なことにならず、セシリアやファルベリアも受け入れてくれた事を嬉しく思う。
といって、俺は何もしていないのだが。(強いていえば、自警団のところに行くまでのエスコートをした)
ファルベリアの人生を滅茶苦茶にした張本人、死んでも許さない…とまでは言わないが、行った全てを明るみに出し、ファルベリアが余計な罪を背負うことの無いようにしたい。
2011/07/20 ユベルティ Trackback() Comment(0)
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