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- Newer : 11/19 海辺にて
- Older : 11/07 酒場にて
この日はヒッキーの日だったので、敢えて外に出てみた。
いや、ハッキーの日……もとい、フッキーの日だった。
つまりホッキーの日だったので、広場のベンチに呪いのホッキーを置いてきたが、誰が被害者になってしまったことやら。
さて、このときは闘技場にて大会に関する打ち合わせをした後だった、そしてこの間、闘技場で感じた違和感をコッソリ確かめようと思ったのだ。
けれどそれは、シェリ君が通りがかったことで取りやめることとなった。
シェリ君は奇妙な絵本を持っていた。
奇妙と言っても魔法的にどうこうと言うのではなく、描かれている内容が奇妙だった。
よく言えば「キモカワイイ」生き物がたくさん描かれている絵本だった、こびとがどうとか。
それを可愛いと思うだけなら、おお、シュール系が好きなのだね、と思わないでもないのだが
それを「ユベルティに似てる!」「こっちはマリア!」とか言うのだから苦笑いするほかなかった。
正直なところ全然似ていないと思うのだが、シェリ君の中では人に対するイメージにおいて「色」が大きなウエイトを占めているのか、ちょっとくらい似ていなくても自分の好きなものに当てはめて考えようという気持ちなのかは、分からなかった。
いや、だがシェリ君いわく僕とこの変な生き物は「そっくり」だそうだ。
運動で疲れることは嫌いだと言うが、頑張って主張をするのはそんなに嫌いじゃないのかも知れない。
その他に、背が伸びるにはどうしたら良いか?というような話をした。
シェリ君の家族は背が低いわけではないが、シェリ君が家族で一番背が伸びるのが遅いらしい、難儀なことだ。
そしてシェリ君は街に戻るというので、連れ立って戻った。
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