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- Newer : 11/25 海辺にて
- Older : 11/3 川にて
山道で追い剥ぎに遭った。
岩に偽装させた……というか岩で出来たゴーレムを山道に仕掛け、通った者を襲撃するやり口だった。
杜撰な手口では遭ったけれど、それにかかった俺も俺だったのだが。
崖の上に術者が居ると見て、魔法を利用して崖を登る。
そこで見つけた術者に槍を突きつけ、ここまでは上手くやったと思っていたのだが……。
まさか、ゴーレムの一部が俺の魔法を利用して崖の上に登ってくるだなんて。
あの状態でそういう指示を出したのだろうか?元々そのくらいのことは出来たのか。
どちらにせよ、相手を軽く見ていた罰が当たったのだろう。
こんなことで、負けたくないだなんて、どの口が言うのだ。
俺の背に取り付いたミニゴーレムがまさに爆発……!というところで誰かに助けられた。
爆発こそしてしまったが、密着状態での爆発という最悪の事態を免れることが出来た。
ノルンさんに繕って貰ったケープが火に強かった為に、かなりのダメージを防いではくれたが、ケープは無残な姿になってしまった。
また仕事を頼みたかっただけに、報告しづらいことだ。
助けてくれたのはコヨイさんという、猫っぽい感じの獣人だ。
自分のことを妖かしと人間の中間と言う(恐らくコヨイさんの故郷では獣人のことを妖かしと言うのか?それとも、獣人を総じてそう呼ぶ地域か)。
俺を助けたときに怪我を負ったというのに、一人では街まで行くことが出来ない俺に肩を貸してくれた。
人を食べることもあるというが、無闇な殺生はいけないよと教えたらしいコヨイさんのお母様に感謝しきりだ。
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