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海辺でリフェリスという子と出会い、波打ち際ではしゃぎ、プレゼント交換をして、幾らか話をして友達になった。
最初に見たときこそ、角と白い髪、赤い眼、そして竜のような翼の姿形をした女の子が海辺で夜空を見上げていたので、神秘的だなとさえ思ったのだが…。
その実、中々の悪戯っ子だったようだ。
第一印象とは裏腹に割りとSっ気がある、同い年くらいだったら割と虐められていたかも知れない。(きっと同い年以下にはお姉さんタイプだ、きっとね。おっとりS、恐ろしい。)
見た目は十台半ばだが、相応以下に幼く感じる。
獣人なのだと思うけれど、見た感じ線が細く、獣人らしい力強さをあまり感じられなかった。特徴的な容姿だが、混血だろうか。
(プレゼント交換をしたときの握手でも、そう感じた)
神秘的だと感じた旨を伝えると、言葉が難しいようだったので綺麗で特別な感じがすると言い換えると、タラシのようだと言われた。これはクレインさんの通り名…えーと。
リフェリスの照れ隠しのようなものだとは思うが、この街に来て(前に言われた事がある訳ではない)冗談にもあまり言われた事が無かった。
いつも通りであれば、きっと言われはしなかった。
しかし、心当たりはある。
珍しいことに、この夜、俺は人恋しかった。
といって酒場にも行かずに海を眺めて感傷に浸っているような男だった。
一人に慣れていると言っても、そういう日が無い訳でもない。
きっと、それが滲み出ていてしまったのだろう。
何がそうさせたかと言えば、きっと秋の物悲しさがそうさせたのだろうけれど。
依頼の途中、近くを通ったので魔力を湛える泉があるという場所まで行った。
そこには確かに、薄いアクアマリン色した泉があって…。
バレットさんとコトリさんに出会った。
やはり魔力の泉、魔法使いが集うものなのだろうか。
魔法使いにとっての温泉みたいなものなのかなと思うくらいには、俺は魔法使いとは程遠い存在のようだ。(マジカバードは温泉に入る猿のような位置付けか)
依頼の途中だったので、プレゼント交換と握手をして別れる事になった。
あまり話が出来なかったのが残念だ。
バレットさんはツッコミには感慨深そうにしていた(ボケ方向だからだろう)けれど、コトリさんの冗談にはツッコミをしていた。
ふむ…。
ボケの種類に寄るようだ。
コトリさんは自作を含めて4、5種類のプレゼントを持っていた。
精力的に交換を行っているのだろう、素敵な事だ。
それはそうと、名前を覚え直されたせいか、また「さん」付けで呼んでしまっている。まあ、いいか…。
今日は肉屋でセールの応援だった。
この話を持ってきて貰えて、商店街を通る人が幾らか知り合いで、そのお陰かそうでもないのか沢山売れて、日当も弾んで貰って、また頼むよって。
こういう事があると、「ああ、この街に馴染んで来たのかな。」という気持ちがする。
去年のこの位の時期に来たんだったか。
プレゼント交換を幾らか、ペティットの商店街では買い物をしながらプレゼント交換なんてのも風景のひとつか。
グローブも無しに、冒険者でなく一人の街の人としてする握手は少し新鮮だった。
(手を叩かれて初めて気づいたのだが。)
ヨハネには「次に会ったら捕まえる」と言っていたのだが、賞金首(といってもマイナーなので狙う人もそう居ないし一般の人は殆ど知らないだろうけれど…。)が商店街を堂々と歩いているとも思わず、出会ってしまった。
プレゼント交換をした挙句逃がしてしまうなんて…手玉に取られてしまうとは。
俺が無駄な男気にダメージを受けている一方、ヨハネは天真爛漫としたもので…。
俺はあまり思いつめる必要は無いのかも知れない。
でも、そんなヨハネだからこそ振り落としてやりたい。
楽しそうじゃないか、プレゼント交換とかしてるほうがさ。
雷雨に見舞われたペティットだけれど、淡桜へ行くと人が結構居てプレゼント交換が捗った。
皆と自然に自己紹介をして握手をして、長老さんの誕生日は知り合いが沢山増える日だ。(本当は12日だけど)
アル。
黒髪碧眼の猫獣人、旅人。
この日最初にプレゼント交換をして、薄青色の包装紙に包まれた手のひらサイズの小さな箱をくれた。(青いリボン付きだ!)
東の方から来たと言っていて、少し緊張していたようだったけれどプレゼント交換を通じて少しは打ち解けられた気がする。
今じゃあだ名で呼ばれる仲だ。
呼び合う仲じゃないのは、「アル」が非常に呼び易い名前だからに他ならないのだが…。
同じく旅人であるネージュともプレゼント交換をしていたが、仲良くなれれば良いなと思う。
座ったまま眠るなど疲れているようだったが、旅の疲れだろうか、風邪など引かなければ良いが…。
此方は犬の(?)獣人、ラグーナ。
日記に此方も其方も無いのだが、アルと隣同士で座っていたので。
髪の色が映える、制服のような服を着たラグーナはミッレカナーレから来たという。(誕生日は8月20日、自分の産まれや過去はあまり気にしたくないというが…)
贈り物の日の事は知らなかったようだが、共に長老の誕生日を祝い、握手を交わした。
みたらし団子を美味しそうに食べる、今度注文してみたくなるくらいに。
ヨウヤに負けないくらい女顔なので、ハロウィンでは魔女の仮想を薦める。
………
……
…
ハロウィンだか芸術祭だかで女装コンテストをしたら良いんじゃないか?
と、思わなくもない。
(確か自称「男の娘」も居たよな…)
その後、マリノさんとプレゼント交換をした。
今日の「ティ」成功率は17%程度だった、5~6回に1回。
マリノさんは「東の模様のナントカ」を贈り物にしたらしく、アルから貰ったものと交換をした。
中身は何なのか気になったけれど、もし最終日に此れが手元にあれば真実を知るだろう。
握手をして、誕生日を祝う。
少しきょとんとしていたようだけれど、「そういう風習なのだ」と言うと納得して貰えたようだ。
薦められた大福(桃だった!それにしてもダイフクは大きい福と書いて実に素敵だ。ダイフクって名前になりたいな。ダイフク・エンディミオン、悪くないかも知れない。ニンジャの方がかっこいいけど。)
ネージュの分と併せて(解毒剤の代金をいらないと言った仕返しだ!)会計してくれるようお願いすると、快諾してくれた。
この日のうち最後にプレゼントを交換したのはネージュ(誕生日は1月21日だそうだ)で、同時にリザードリゾートでのお土産も貰った。
衣替えを済ませていた事に言及したが、今回は二度言わないように気をつけよう。
同時に外套はどうしたのかと聞かれたけれど…、「気分じゃない」か、いや、それで良い、俺以外の人間にしてみれば、結局そういうことなのだから。
俺の、気分の問題。
御代は結構と言っていたが、大よその値段を言ってしまったが運の尽き。
代金は今日のネージュのお八つ代になったのだった。ボケ殺し良い子の報いである。
気付けば時間が過ぎていて、マリノさんとプレゼント交換をして慌しく去ろうとする俺をネージュが呼び止めてくれた。
勿論、ネージュとプレゼント交換をするつもりだった(本当に本当だ)けれど、不安にさせてしまったのは少し失敗だった。
呼び止めてくれた事は嬉しかったのだが、上手く伝わったかどうか。
そしてプレゼント交換をして、忙しく握手を交わした。
手元に残ったのはネージュの贈り物だが、最終日には何が残っているのか楽しみだ。
俺の渡した贈り物は、誰の手に渡るのだろう。
教会へと人形を持ち込む。
この西洋人形は悪霊に取り憑かれて(そのものだったとも思われるが、詳しいことは知らない)いたので、祝福を受けた刀で斬ったのだが…。
動かなくなったから大丈夫かどうか、その場にいた人間には分からず、教会へ持って行ってみよう、という事になったのだ。
教会では、ギガトールさんが対応してくれた。
夜間だったのを含め、有難いことだ。
人形の気配を感じてか、はたまた偶然にか、ヤサも現れて…。
悪霊はすっかり人形から抜けていたようで、ヤサも家に帰ることが出来た。
屋敷の淀んだ空気を浄化しようとか、庭を整備し埃を落とそうとか…。
ギガトールさんと俺はやる気になっていたのだけれど、ヤサが家に戻った途端に綺麗になって言って驚いた。(その理由は後述する)
人形はギガトールさんが直してくれて、ヤサに返した。
ギガトールさんが言うには、ヤサはブラウニー(座敷童子とも言うらしい)という家を守る霊だということだ。
「家に帰りたい」「家を守りたい」と言うヤサ。
悪霊に家を乗っ取られた後も、その事を一人街を彷徨い、人見知りながら周囲に伝えて助けを求め、見事に家を取り戻したのだ。
その意志を為す助けになれた事を嬉しく思う。
ヤサの家にはやはり誰か住んだほうが良いのではないかとか、色々と心配事もあったのだが、ヤサが戻り綺麗になった家を見えると心配は要らないように思えた。
神霊(?)としての力は十分にあるようだ、屋敷を探索したときにと言った為か、俺の顔の引っかき傷も治っていた。
此れからもヤサはこの屋敷を、父親との思い出の詰まった家を守っていくのだろう。
偶に、遊びに行くもの良いかも知れない。(後日、悪戯好きの子供の霊が居着いたと知り、大いに笑った。)
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