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依頼の帰りに川で休んでいるとネージュに出会った。
ネージュは馬(コルトと言うそうだが、そのままだ)と一緒で、彼女の旅のお供だと言う。ドレスで馬に乗るなんて優雅だ。そもそもネージュは一人で旅人をやっているというのが不思議に思える程、育ちが良く見える。
少し失礼も働いてしまったことだし、今度日傘でもプレゼントしようか、キュロット姿も可愛らしいだろうけれど。
話している俺達をカモと勘違いしたらしいベリアが銃を向けてきたが、どうやらネージュと知り合い…いや、友人のようだ。
ネージュはベリアの事を大切な人だと言う、ベリアは否定したが、恐らくはネージュを巻き込まぬようにと思うが為ではないだろうか。
ネージュはベリアの行っている事を幾らかは知っている。しかし、ベリアが無関係と主張するのを振り切って大切と言う。
俺はそのとき、失礼な事ではあるがネージュを試したくなった。相手を友人だ大切だと言うのは簡単な事だが……。
結果としてネージュの意志はベリアの信念にぶち当たり、崩し去りはしなかったが強烈な振動を与え、その振動は心を揺さぶったことだろう。
そして、その振動は信念を通しネージュへと跳ね返っていたかのようだった。
そんなネージュの姿を見て、俺は居た堪れずにその場を去ってしまった。
送って帰る事など…そのときは出来そうになかった。
2011/07/09 ユベルティ Trackback() Comment(0)
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