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俺は海で遊ぶのが好きだ。
泳いだり潜ったり浮かんでいたり休憩したりする。
とにかくそうしているのが好きだけど、ひと夏遊んだら飽きてしまうので南国に住みたいとは思わない。
気候は涼しいくらいが好きだ、他のスポーツがしやすい。
今日もそうしていたけれど、ひまわり柄の水着を着たセツナちゃんが居たので驚いた。
もしかして自分は、この間商店街で言っていた通り、無意識のうちにセツナちゃんに水着を贈ってしまっていたのでは……と思ったがそうでなかったようで安心した。
それからはちょっと、夏だったのでテンションが上がってしまって。
セツナちゃんと、リール家(ミハエルさんのところだ)のメイドさんをしているらしいシレネさんと、ナイトハンターやネクロゴーレム退治のときに見かけたことのあるマリーさんと……
(途中から、リズさんやらノイズさん、サフィーナさんも参加、応援に加わって)
何故やら、罰ゲームを賭けてビーチバレー対決をする事になったのだった。(何故って、俺が言い出したのだけど
セツナちゃんは母親譲りなのか、とても運動神経が良くて、とても賢い子のようだった。
正直なところ、俺にとってのハンデくらいの気持ちでいたのだけれど、すっかり頼ってしまう程に。
上手に連携が決まったりして、なんとまあ、ナツメさん顔負けであった。(スーパーウルトラパニッシュシュート!)
勝負の結果こそ引き分けに終わったが、楽しい一日だった。
こうしてその場に居る者達でボール遊びしようだなんて、この季節でなければ、なかなか出来ないことだ。
全く全く、親切を装った(或いはその人物も勘違いしていたのか)誰かのお陰で酷い目に遭ったのだった。
ナツメさんは困り果てるしヴェルデッタさんには叩かれるしブラッキーさんには何か麻痺させられるし。
その後も強引に「皆の水着を選ぶ」と言ってみたものの、結局あまり考えたくない事になったのだった。
久しぶりに良い天気だったので森に出かけたところ……大変だった。
半年ぶりにカルディアに出会って話すことができ、そのカルディアがライバーという騎士と的当て対決をやっているのをマリアさんと眺めたりしていたのだが。
途中で件のドロシーさんじゅうななさいが表れてからというもの、てんやわんやの騒ぎであった。
カルディアは弓の練習をしていたが、冒険者として本腰を入れているという様子でも無かった。
いつか家を継ぐ(だろう)こと、冒険してみたいこと、そういったものの狭間で揺れているのかも知れない。
的当てはあのルールだったのだから、フェアと言う訳でも無い、勝敗を気にせず楽しんでいたようなのは良い事だ。
その後はドロシーによってビキニになったり男になったり……。
とにかく、ミハエルさん達と行くかもしれないと相談したり、月末に誕生日だという事を聞いたりしたのだ、うん。
服が透けて見える鏡を向けたりなんてしてない。
ライバー(ヴォルフガング=ライバーだったか)は騎士とのことで、その証である胴衣を着ていた。ジャックさん曰く元賞金首だとか?
この街には人探しに来ていると言った。
銃と、剣身が鴉に変わる特殊な剣を持っていて、銃の腕前には中々自信があるようでカルディアと的当てをしていた。
その後は何ぞ霊に入り込まれてエクソったり、ファラの何かを見てしまったのか踏まれそうになっていたり、女になったりしてしまっていた。
ともあれ、ぶっきらぼうだが……というタイプの人のように思えた。
マリアさんは……………
その、凄く情熱的だという事がよく分かった日だった。
エル・ドラドを本当に建国してしまいそうなほど!
何と言うか、実に、楽しそうで何よりだった。
何と言うか何と言うか、中々素敵な国からいらしたようだが、お付き合いをしていたという女の子の話を聞くのは楽しかった。
溢れるパッションが伝わってきてなんだがウキウキするものだ。
きっと恋話をする女の子達というのはこういう気持ちなのだろう。多分。
ジャックさんはライバーさんと旧友のようだ、腐れ縁というか、昔からライバーさんに(言い方は悪いが)口やかましく言っていたのだろう という様子。
しかし二人の仲が悪いと言う訳でなく、どこかお互いを認め合っている節もあった。中々萌える
ドロシーさんじゅうななさいとマリアさんの様子には、さすがのジャックさんもタジタジだった。
きっと野生動物は良く知っているから平気なのだろう、知らないものは怖い。
そのドロシーだが、血が黒いとかスカートの中に魔物を飼っているだとか、唇が4つあるだとか……何かと謎が多いと言うか、何が本当で何が嘘なのか分からない。
(いや、恐らく狙ってそうしているのだが)
ヘレンさんに殺人衝動を駆りたてる刀を渡しただとか、ナツメさんの心の隙に付け込んで苛ませたことだとか。
そういう事については僕もよく思っていないのだが……。
どうも出会う時は誰それを水着にするとか、性転換させるだとか、さほど害が無いどころか僕がちょっと得する事をするので対処に困るのだった。
また逃がしてしまったが、此れで良いものだろうか。果たして。
ファラもやって来て、楽しそうにライバーと話をしていた。
俺には「藁人形で呪うのは生贄に捧げないという約束に違反するか」と聞いてきた(勿論呪いの対象は俺のようだ)が、それはファラ自身の事なので彼女が判断するべきだろう。
誰それを生贄に捧げるのは、使命であり趣味だとか。
別の趣味を見つけようぜ!と言ってみると意外にも乗り気で、その新しい趣味を一緒にやってくれるか、だなんて。
趣味友達を探すあたりは、実に女の子っぽいのであった。
(といって僕は女の子ではないので、同じ趣味を楽しめるかわからないが。出来れば裁縫で無いと良い)
趣味は色々と手広く探して貰いたいものだ、聞けば今の神を崇拝しているのも御家柄代々の事だと言うし……ひとつやふたつの興味事では薄まりようも無かろう。
海での水切りについて考えて居たところ、巡回中のサリアさんと出会った。
其処にファラがやってきて……。
サリアさんは夜間、目から光の魔法を出して巡回をしているようだけれど、眼以外から出すことは出来ないのだろうか……此方から見ると顔が見えなくてパッと見顔面サーチライトに照らされたようで驚く。
その後ドタバタしたときには、持ち前の正義感を発揮してくださって頼もしい限りだった。
情熱を感じると言うか一本気なところは相変わらず好感が持てる。
けれど、そのせいもあってか……ファラが今日は何ぞ生贄にしたり何たりするつもりは無かったのに、「どうにかしてくれ」と頼んでしまった事にしっかり応えてくれてしまって。
結果として、二人の仲が悪くなってしまったら悪い事をしてしまったかなと思うのだった。
今日はファラに思った以上に接近されてしまって慌ててしまった。
けれど彼女曰く、当分俺を生贄に捧げるつもりは無いとの事だ。(ケーキのお陰か?)
当分と言っても、7月いっぱいまでだそうだが。
兎にも角にも、それでこの日は安心して接して良いという事が分かった。
折角なので、今まで警戒していたせいで出来なかった事をしようと思い……。
とはいえ、不思議な事が多い。
咄嗟に出たと言う物を腐らせる魔法、包帯に包まれた左手(痛いらしい?黒く変色している手)、母親にダンスは教わったと言う。
謎だらけだ、7月の間に知る事が出来ればなと好奇心は湧くけれど。
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