[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
酒場でカードゲームに興じていると、その中の1人がイカサマしただのしてないだので熱くなり、俺はカウンター席に避難することにした。
そこには鍛冶屋のシスカさんと、冒険者のディアナが居て、後から探検家のレミもやってきた。
シスカ(フランシスカ)さんは鍛冶屋をやっているというが、中々どうしてそんな風には見えない普通のお姉さんだ。(別に鍛冶屋の人が全員頑固親父と言いたい訳ではないが)
ディアナに素敵な名前と言われて照れるところなんて、鍛冶屋ではお目に掛かれるものではない。
(もしかしたらハンマーを握ると人が変わるのか?)
レミとは旧知の仲らしく(ソウルメイトらしい)、久しぶりの再会を喜び合っていた。
創一さんが街を離れるということなので、別の鍛冶屋を探していたので丁度良いく、剣を見てもらった。
シスカさんも、メンテナンスを買って出てくれたので今度頼んでみようと思う。
冒険者のディアナに、『拒む者』の森の話をした。
何やら特に「瘴気のしずく」が気になったようで、詳しく問われたが俺も一般的に知られていることしか知らなかったので、少しがっかりさせてしまったかも知れない。
弓を使うと言うし、一緒に冒険をする機会があればいいと思う。
年上のシスカさんにも気負わず、誰にでも同じように接する気さくな子という感じだ。
ラゼットとも知り合いだと言うし、その日は近いかも知れない。
レミは相変わらず下品だったが、やはり「探検家」は魔物が出ないところを主な活動場所にしているようだ。
『拒む者』の森の遺跡のことを話してもいまいちな反応だった。
今は目ぼしい遺跡の情報も無いというので、今後の情報に期待だ。
戦闘は苦手だというが、痴情のもつれは無いのだろうか。
『拒む者』の森に来た。
最近再び話題に上がってきたダンジョンで、今まさに開拓中だ。
今日はその情報収集として下見というか、個人で調査隊に参加してみた。
開拓真っ盛りということで、他にもフリーで来ている冒険者は結構居て、この日はルデさん(割りとベテランだ。歴は)とラゼット(アルミラージな感じの獣人だ、以前、夢が繋がったときに夢の中で会ったことがある)と組むことになった。
和気あいあいと探検をする、奥地や危険なダンジョンだともう、ピリピリしてしまうのだが、こういった入り口辺りでは楽しむ方が優先だ。
ピクニックという訳ではないが、なんとも楽しいものだ。
ラゼットの装備を珍しがったりしながら進む道中、走り魔木に襲われた。
「襲われた」と言って荷物を漁られるくらいだ。
しかし今回は何故だかルデさんに襲い掛かり、その頭に張り付いたので……ラゼットが走り魔木をぶっ飛ばした。
(ルデさんの頭に張り付いたままの走り魔木を)
そしてぶっ飛ばされて来た物を俺が切り刻んでENDだ。
だが、ぶっ飛ばしちゃったのは主にルデさんで、切り刻んでしまったのはルデさんのカツラだった……。
何故カツラなのか?何故ハg……スキンヘッドなのか?(お洒落のため説が濃厚)
これらは謎だが、謎のままにしておいた。そういうものがあってもいい。
(めっちゃ怒られたから聞けなかった)
ルデさん怒りの魔法によって、レインボーマウンテンラゼットになってしまったラゼットと共に、更に探検を続ける。
こういうアクシデントもある(適当)
んで、その後に「瘴気のしずく」を発見した。
これが発生しているところは、とにかく悪いものを惹きつけやすい、人の心もどんどん荒んでいってしまうようなところなのだ。
俺達は慌ててその場を離れ、キャンプへと向かった。
「瘴気のしずく」の場所を報告して、ちょっとした駄賃をもらい、その日は帰ることになった。
全く男所帯でのんびり探検することの気楽さと言ったらない、また来よう。
裸ジャケットにネクタイで強風を全身に浴びるという某国の遊びを広場で行なっていた。
ら、どうもこの日はピエットさんと言う(最近オープンしたお菓子屋のボスだとか!)子のスカートが異様に狙われていたところらしく、そこに現れた俺も十把一絡げに変質者扱いをされてしまうのだった。
(※などと意味不明な供述をしており)
とにかく、変態紳士達に立て続けに襲撃されてしまったピエットさんはもう精神がズタボロになってしまったようだ。
けど変態達から逃げるというより確り全部にツッコミを入れてあげる様は、もはや親切と言う他に無い。
他にも、アイニィさんが清楚でも従順でも無さそうだが、淫乱そうな女の子と意気投合したりとか。
ダートラディアさんがオープン変態になる道というか……変態同士に通じる謎のフェロモンを獲得しようと試行錯誤をしているらしいことを聞いた。
川沿いの遊歩道で演奏と歌の練習をしていると、ギガトールさんが歌に誘われてやってきたので、霊感で色々と教えてもらった。
俺はプチ・リブレではラブソングを歌う予定なのだが、どうもその歌詞に気持ちが籠らないものだ。
そこで、急遽ラブパワーが必要だったのだ。
「最近カップリングが成立した」場所へと巡礼を行うことによって、ラブパワーを蓄えなくては!!
そこに丁度ギガトールさんがいらしたので、その霊験あらたかそうな感じにあやかって、霊感でパワースポットの場所を教えてもらった。
続けてラブパワーを集めている俺は、ギガトールさんの「最近の春な話題」を聞こうとしたのだが……
全く、何故やらこっちに質問が帰ってきており、口からすらすらとラブな言葉が出てこないと駄目な俺は真面目に答えるハメになったのだ。ガッデム。
結局ギガトールさんにはかわされたが、パワースポットの場所も分かったので公演前の良い準備になった。
海辺にてリュートの練習をしていると、アイニィさんが通りがかったので少し話をした。
俺はアイニィさんがこの間「女の子と出会いたい」(既に対象が女の子前提であることに疑問すら抱かなくなった)と言っていたことを気にしていたので……
「アイニィさんのお見合い大作戦」をしてみてはどうか、と提案したのだった。
アイニィさんは自称シャイで内気だそうなので、あまり乗り気そうではなかった。
(確かに戦闘に関してはともかく、恋愛事についてはシャイで内気そうだ)
乗り気でないながらも話には乗ってくれ、色々考えてみたところ……
実に女の子と出会えそうなお菓子作りや料理作りというのは、アイニィさんが興味が無いから特別乗り気ではなかったが、俺は意味のあることだと思う。
敢えて苦手なことに挑戦することで、垣間見える一面というのがあるからだ。
戦闘やボケをやっているばかりでなく、苦手なお菓子作りにチャレンジするアイニィさん、なるほど萌えるではないか。
が、直接的に効果がありそうなのはきっと共に戦うことだ。
といって好きな相手を見つけるために拳を交わす相手が男であるダートラディアならともかく、という感じだ。
そこで俺が考えたのは「鍛冶屋」としてのアイニィさんを見せることだ。
相手が「鍛冶屋」としてのアイニィさんと接することで、共に戦闘をこなすくらいの効果があるのではないかと思った。
戦闘と同じく、武具に対しては真面目というか何というか(失礼)
アイニィさんはそも、内気でシャイだとかいうこと以上にロマンチストなので、こういった「会」が嫌なのだということはわかるが……機会が無いじゃあないか、0から1は産まれないということだ。
話を聞くに、戦いや武具と同じくらい、アイニィさんは愛についても真面目なのが分かった。
ので、プチ・リブレ公演に誘った、愛を歌えば、それが知って貰う切っ掛けになるかも知れない。
折角の春なのだから、少し積極的になってみて損はないとは思うことだ。
他にも色々と(鍛冶屋の宣伝や依頼のこと、コピー魔術のこと、リア充爆発しろなどなど)話した、だらだら話し込むのが何とも楽しいことで、春眠にも似ていた。
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |