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2017/10/22

4/13 アリエスにて

こういうとき、痺れを切らすのは俺の方だ。
あくまで最初は普段通りに……というのを続けられない。

リフェリスが去年の冬に体調を崩して入院してから、およそ初めてと言ってもいい、ゆっくり話す機会だったからだ。
相手より先に痺れを切らした上に、半端に土足で踏み込み……そのくせ、奥へと踏み入らずに引き下がる。
俺は酷いことをしているんだ、そう思う。
けれどリフェリスは怒らないし、そんな不器用な足取りでしか、俺は他人に近付いていけない。
ただ少し勇気付けてやるということにさえ、思うようにいかない。
(そんな中、フリーレンが間に入ってくれたのは、とても俺の緊張をほぐした)

それで、なんだ……俺は、出来る限り正直に応えた。
隠し立てすることなく。むしろ、隠し立てすることが無いのはリフェリスだからだとも言える。
良い(隠し事をしなくていい程度に安心している)意味でも、悪い?(隠すべき感情が無いという)意味でも。

好意を持っていると言われて、どうして嫌に思うだろうか。
月並みな。それこそ、嫌な相手とは連れ立ってリラクゼーションに来ないとか、リフェリスは控えめに言って可愛いとか、何か束縛してくる訳でもないからデメリットが無いとか。
そんな論理的な理由では、悪い気がする筈もない。

しかし、だからと言って、悪い気がしないからという理由で応えることはしたくない。
俺自身、納得が出来ない。
本当のことじゃない、と。
真剣な眼差しを向けてくれるほど…。


それで……つまり……。
嫌いじゃないが、応えられない。虫の良い話かも知れないが、友達として大切に思っているから、気を落とさずに元気で長生きしてね。(意訳)
そう言いたかったわけだ。

しかしそれで終わらないのがリフェリスの凄いところで。(これに関しては本当に感服している。このことに関しては一目置いていると言って間違いない)
旅…これも理由の一つだった。一年も離れるつもりでいるのに応えられようもない。俺の中で天秤にかけ、旅を選んでいたのだから…に、同行してくれると言うから驚いた。
恐れ入る。

そのガッツも、もしかすると彼女は振り絞って出しているものなのかも知れない。
それに応えてやらないというのは何とも残酷な気がしてならなかったが。
情けや憐みなどで返すことなど、到底許せることではない。




お相手頂いたキャラクター… リフェリス

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2016/01/24 未選択 Comment(0)

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都一郎P
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非公開
自己紹介:
PはPLのP、プロデューサーのP。
カタルシス信者。キャラに苦難?ご褒美です。
キャラに属性やキーワードを持たせる事が下手、発想が貧困、皆様のネタで生かされています。
 
 
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